[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

少し自転車で遠出をして出かけていると、川沿いの道に野性味の強い猫さんがいらっしゃって自転車を降りると、ゆっくりと近寄ってきます。


離れても・・・


また近寄ってきます。
触るとかなり痩せていて、骨のゴツゴツとした感触が伝わってきます。
知らない人に近づかないで、もうちょっと警戒心を持った方がいいですよ・・・と思いつつもどうやらお腹がすいてしかたないようでご飯を欲しがっている感じです。
すみません、今日は何も持ち合わせていないんです。
と、思いながらも離れられないでいたら自転車でやってきた親子連れの方に歩いていきます。
「あ、この前の猫！」とお子さん。なにかご飯をあげようとするお父さん。
気にかけてくれている人はいるようです。
時間もなくなり、ちょっとだけ安心もしたのでこの日はその場を離れて出かけます。


あの猫さん、ずっと気になっていたので、時間が出来た日にもう一度行ってみます。
自転車を30分ほど走らせ・・・確かこのへんだったはず。


見当たらなかったのですが、茂みの近くを歩いていると・・・奥の方からぽてぽてと歩いてくる猫さんの気配が。
こんにちは！また会うことが出来て嬉しいです。


お昼寝されていたようでちょっと眠たそう。


今日はこの猫さんに会うためだけにきたのでお互いゆっくりと時間を過ごします。


前よりちょっとだけ穏やかな表情かも？


河川敷から上がってくる子供の遊び声が聞こえてくると、小走りに茂みの方へ身を隠します。
この前の自転車の親子の時は逃げなかったのですが、今回は警戒心を見せます。自転車が好きなのか・・・なんとなく自分の味方とそうでない人が分かるのか・・・そこは何かこの猫さんの中で感覚があるのでしょうね。


ちょっと保護色にもなっていて、誰にも邪魔されない場所にひっそりと身を隠します。
お年を召しているのか過酷な環境で体が弱っているのか・・・それでも生きていこうと頑張る意思を感じるとても強い猫さんです。また会いに行きます。