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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2015年10月01日

「アニマルライフサポート福島」さまの活動レポート(2014-15後期)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:福島県内主に原発事故20K圏内、川内村、葛尾村、川俣、郡山市内

1.
私達の活動の一つ、不幸な犬、猫を増やさない為の不妊手術(TNRM)を今まで約2年間、白河の福島スペイクリニックでお世話になり述べ犬9匹、猫628匹の不妊手術を行なうことが出来ました。
今後も定期的に不妊手術(TNRM)を実施したいと考え、地元の動物病院を訪問し私達の活動を説明し、協力して頂きたいとお願いしたところ、数件の動物病院さんが協力をしてくれると嬉しい返事をいただきました。
現在は今年2月より月1回のペースで、被災地と地域猫の不妊手術をお願いし実施して頂いております。今後も微力ですが被災地のみなさんと動物.地域猫活動の支援をさせて頂きたいと思います。

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地元の動物病院にて不妊手術を行いました。

2.
昨年11月に全村避難しております葛尾村の警戒パトロール隊の隊員の方より連絡があり、最近仔猫が来ている、食べる物もなくタバコの吸い殻を食べているとの事。
保護して頂き会いに伺ったところ、キジトラのメス猫約1ケ月半位でガリガリにやせ、少しフラフラしていました。
早速郡山市内の動物病院で検診しました。血液検査をして、アパート(緊急災害時動物支援NW熊本さんの福島事務所)にて保護様子を見る事に。2~3日後首の後ろがどんどん膨れ上がり病院で見て頂いたところ、他の猫に噛まれ神経迄菌が入り化膿している。後遺症が残る場合があると聞きました。
腫れたところの膿を数回取り除き投薬治療を続けました。その後一時預かりボランティアさんのところで2ケ月お世話になったところ、とても環境が良く大切に面倒を見て頂き首のフラ付も少なくなり、階段の上り下り、キャットタワーも一番上まで登り下の様子を見たり・・・元気になりました。
ほんの少し首をかしげる仕草がとても可愛く、嬉しい事に、別な場所で保護され2ケ月一緒にいた同じキジトラのメス猫ちゃんと仲良くトライアルになり4月24日に2匹とも正式譲渡になりました。
葛尾村のパトロール隊員の方にも報告したところとても喜んで下さいました。

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被災地の葛尾村から保護したキジトラの♀猫首の後ろが腫れ膿をだし治ってきたところです。早く毛が生えますように。

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一時預かりさんのところで。手前:すやすや寝てます。後ろの猫ちゃんと一緒に譲渡になりました。

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譲渡先にてトライアル終了の日2週間ぶりに会いました、新しい首輪をつけて頂き似合ってました。

<ご支援くださっているみなさまへ>
いつもご支援を頂きありがとうございます。昨年9月より保護猫のお世話をずっとしております。治療しながらのお世話と譲渡活動は大変ですが、世話をしている時間がまた楽しくもありで保護猫さん達に癒されているなあ~と。これからも1匹でも多く猫達と里親さんが幸せになるよう橋渡しを頑張りたいと思います。今後ともご支援宜しくお願い致します。


「アニマルライフサポート福島」
http://alshukushima.jimdo.com/
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