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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2015年03月31日

「特定非営利活動法人 神戸猫ネット」さまの活動レポート

みにゃさまこんにちは。フェリシモ猫部スタッフです。
フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体のひとつ「特定非営利活動法人 神戸猫ネット」さまより活動レポートが届きました。
(実施場所:神戸市内)

「不幸な猫を増やさない、今いる猫は天寿を全うさせてあげたい」
私たちの一番の目的は、不幸な猫を増やさないこと。そのためにTNR(捕獲・不妊手術・元に戻す)活動を推進・啓発しています。
会員は、主に自分の住むエリアで不妊手術済猫たちを見守りながら、コツコツとTNRを広げています。止むを得ず猫を保護することもあり、その猫の里親募集を行っています。
また、神戸市衛生課と協働して、捕獲に関する相談受付、捕獲器の無料貸出事業を行っています。
神戸市の担当部署に、ノラ猫の不妊手術をしたい・・・等と相談があると、私たちのメンバーに連絡が入りますので、お話を聞いてアドバイス、必要に応じて捕獲、病院へ搬送などのサポート活動もしています。2014年10月に、紹介記事が新聞に掲載されたので、多くの方にお問合せをいただきました。

期間内では、TNRプロジェクトを5月と9月の2回行いました。
現場周辺の調査を行い、関係各所、行政側と話し合いを重ねて計画を立案。
公園ほか近隣施設、周辺住民の理解と協力を得るために、TNRの実施を知らせるチラシをポスティング。
posting.jpg

9月実施の長田区B地域の対象地区には60匹以上の猫がおり、7割が未手術でした。
捕獲は、3日間で43匹。(オス28匹、メス15匹)
afterope.jpg

昼の公園では、犬の散歩中の飼い主さんなどに説明することができました。このTNRプロジェクトのおかげで、公園利用者のなかに協力的な方がいることも分かりました。
夜の捕獲活動では肌寒い日もありましたが、道行く人に挨拶し、説明をすることができました。ちょっとした夜回り・防犯に役立っていたのではと思います。そして、待機している私たちに、捕獲器に猫が入ったことを知らせてくださるなどの協力が得られ、報われる思いを感じました。
ついでに、公園と近隣の犬猫の糞の片付けも行ないました。まだまだマナーの悪い犬の飼い主がいるために、すべてノラ猫の仕業と誤解される現実があります。

cathouse.jpg
今、一部の公園では猫ハウスの設置が許可されています。
もっと多くの公園が、猫にとっても安らぎの場となるように行政に働きかけるなど、個人では難しいこと、NPO団体だからできることを押し進めていくことも大事だと考えています。
10月に、動物管理センターにおける猫の殺処分を少しでも減らすための意見交換と施設見学を行いました。

<ご支援くださっているみなさまへ>
私たちはまだ発足して間がありません。
マンパワーも資金もない中で、人と猫が穏やかに暮らせる街づくりを目指しています。

皆様のご支援のおかげで、TNRプロジェクトができ、不足していた捕獲機を購入することができました。
大変ありがたく、感謝申し上げます。
猫を保護したい、TNRをしたい個人の方や団体さんに無料貸し出し事業を行っていますので是非活用してください。
また、活動に関心をお持ちの方に「神戸猫ネット」をご紹介いただけるとうれしく思います。
ノラ猫のために何かしたい・・とお考えの方、ご連絡をお待ちしております。

フェリシモ猫部様のご協力で、譲渡会を定期的に開催しておりますので、こちらもよろしくお願いします。 関西圏の方、保護猫の新しい家族になってくださいませんか。 (*^^*)


「特定非営利活動法人 神戸猫ネット」
http://soscatkobe.nekonikoban.org//

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