ページ内を移動するためのリンクです。
ここからメインコンテンツです

[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2012年01月18日

基金活動報告:アニマルレフュージ関西

みにゃさまこんにちは、フェリシモ猫部長です。
メリーポイントや、猫グッズのご購入、「毎月100円わんにゃん基金」などによりご支援をいただいている基金の拠出を、2011年末に行いました。(基金の詳細は飼い主支援ページをご覧ください。)
今回は東日本大震災で被災した動物たちの保護活動支援を目的として、下記の5団体に、
各448,000円、計2,240,000円を拠出させていただきました。
 アニマルレフュージ関西
 日本動物生命尊重の会 A.L.I.S
 日本アニマルトラスト
 150匹犬猫ボランティア
 動物いのちの会いわて
各団体から被災動物の保護活動のレポートをいただいております。
今回は第1回目として、アニマルレフュージ関西(ARK)さんからのレポートをご紹介します。
【団体名】特定非営利活動法人アニマルレフュージ関西
【団体所在地】大阪府豊能郡能勢町
【活動報告】
2011年3月の大震災発生以来、東北から沢山の動物(殆どが犬)を保護して参りました。飼い主さんから直接の引取りおよび一時預かり、放浪犬のレスキュー、被災ブリーダーからのレスキュー、また最近では福島県の行政からも引取りの要請があり、まだまだ終わりは見えない状況です。
 東日本大震災での保護動物総数: 217頭
   飼い主さんの元へ戻れた頭数:  45頭
   里親さんの元へ巣立った頭数: 125頭
   引き続きお預かり中: 16頭
   現在里親募集中: 31頭
震災後3ヶ月程度は注目も高く、被災犬を預かりたい、貰いたい、という方が非常に多かったのですが、9ヶ月経った今では被災動物への注目度が下がって来ているようです。人への支援も同じ状況かもしれません。
今もアークでお預かりしている16頭の飼い主さんも、先の見えない避難生活で疲れておられます。せめて犬たちが安全に暮らしていることで、心配事が少しでも軽くなれば、と思い、引き続き大切にお預かりして参ります。
120102-1.jpg
福島第一原発20km圏内が警戒区域に指定される前は、こうして人に寄って来る子がたくさんいました。
120102-2.jpg
飼い主さんからの依頼でお預かりした2匹(チチ丸とプー助)。黒い子(プー助)の方は15才と高齢で、肺にできた腫瘍が原因で亡くなってしまい、飼い主さんとの再会を果たすことができませんでした。
120102-3.jpg
福島の飼い主さんからの依頼でお預かりしているチビとクリ(左の2匹)。毎日スタッフやボランティアさんとお散歩を楽しんでいます。
飼い主さんとの再会の日を心待ちにしているアンジー。ARKのある能勢の冬は寒いので、毎年ボランティアさんが防寒服を手作りしてくださいます。
120102-5.jpg
最近福島の保健所からやって来たセッジ。若くてフレンドリーな子なので、すぐに里親さんが決まることでしょう。
120102-6.jpg
被災地に行った際、放浪猫は数頭見かけたものの、捕獲できた猫はこの子一匹だけでした。
この子は犬並みの人なつっこさで、自ら走りよって来た子でした。最近になって元の飼い主さんが見つかり、お戻ししたところです。
【みなさまへのメッセージ】
いつもご協力くださり、誠にありがとうございます。
皆様のご支援があって、初めて保護活動を行うことができます。この場をお借りし、心より御礼申し上げます。
まだまだ終わりの見えない活動と思いますので、引き続きご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
【公式ホームページ】
アニマルレフュージ関西
  • ツイート
  • いいね!