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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2010年12月08日

NPO法人 アニマルレフュージ関西訪問記(2)

みなさん、こんにちは、猫部スタッフのMです。

今日は、動物の里親支援を行っているNPO法人 アニマルレフュージ関西さん訪問記の第2回目。代表のオリバーさんに施設内をご案内していただいた様子をリポートします。(前回のリポートはこちら

約1000坪ほどの敷地の中には、犬舎、猫舎といろんな施設がありますが、まず印象的だったのはどの場所もそうじが行きとどいていることです。設立から20年経っているので、建物はもちろんかなり古いのですが、300匹以上の犬や猫が暮らしていながら、くさいにおいがしないのです。「人間だってくさいのはいやでしょ?猫だって同じ」とオリバーさんはサラリと言いますが、動物を思う気持ちが隅々まで貫かれています。
第2に、犬にも猫にも必要十分なスペースが1匹1匹の状態に応じて確保されていて、快適に暮らせる工夫が施されていることです。これは子猫のお部屋の入り口。

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部屋に入った途端、子猫のみなさんがいっせいに「遊ぼ、遊ぼ~」と寄ってきてくれました。か、かわいい! 木でつくられた猫舎内には上下運動が好きな猫のために階段がついていてロフトのようになっています。

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施設内のあちらこちらにはスタッフ手づくりのボードなどが飾られ、今の時期らしくクリスマスのオーナメントが温かな雰囲気を施設に添えています。
キャパシティを超えての受け入れは、犬や猫たちの生活の質を落としてしまうので、しないとオリバーさんはおっしゃっていました。動物と人間とがきちんと向き合える数にはどうしても限界があるのが悩みだそうです。

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アーク内にはなんとクリニックもあり、ここで専属の獣医師さんにより去勢・避妊手術を受けたり、病気の治療を受けたりするそうです。

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えさも1匹1匹、個性や体調によって厳密に管理されており、日々の様子がノートやホワイトボードに記入されています。

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犬の運動のため施設内をお散歩するボランティアスタッフさんが行き交うシェルターは秋のポカポカ陽気もあって、のどかな空気が流れていました。

NPO法人 アニマルレフュージ関西訪問記(3)に続く。

NPO法人 アニマルレフュージ関西のホームページ
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みにゃさまのコメント

私も以前に訪問させていただき、1日ボランティアしたことがあります★
とても清潔なこと、猫たちが幸せそうに過ごしていることの裏では、ボランティアの方々の力やオリバーさんの気配りがありました。
1人20匹以上を世話しているそうですが、個々の管理も行き届いていて感心しました。
動物をこんなに手放す人が多い現実は悲しいですが、新しい家族が見つかるまでここで幸せに暮らして欲しいです!

by fuku 2011-01-05 20:42