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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2026年06月29日

「認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会」さまの活動レポート(2025年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:北海道全域

【道東・厚岸町で野犬親子を保護 命をつなぐための取り組み】

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<引取り搬送時>

2025年11月2日(日)、道東・厚岸町役場より、野犬の親子6頭と別腹の子犬1頭、計7頭を当会で引き取りました。
この親子は、北海道の東部である道東の厚岸町でも野犬が多く見られる太田地区で保護された子たちです。

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<草原で発見された子犬たち>

日頃から地域を見回ってくださっている厚岸町のボランティアさんが、先に6頭の子犬たちを発見。

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<捕獲された母犬>

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<捕獲後、地元の獣医師の方が首輪をつけてくださいました>

親犬もその方をよく認識しており、毎日餌をもらえるのを心待ちにしていた様子でした。
そのため、子犬の保護後すぐに厚岸町役場が捕獲檻を設置し、親犬の保護にも無事成功しました。
この連携により、親子で保護することができ、地元ボランティアさんと厚岸町役場の連携で繋がった命です。

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<地元のボランティアさん宅でー画像提供「山の犬達」>

捕獲当初は、地元で熱心に活動されているボランティア「山の犬達」さまが、寝食を惜しまずお世話をされていましたが、他にも多数の子犬を抱えておられるため、当会で引き取りの協力をさせていただきました。
厚岸町には、酪農地帯や漁業地帯に野犬が多く、人の近くで暮らしています。
地元の農家さんが餌を与え、お世話してくださる所もありますが、1回の出産で生まれる子犬の数が多く、成犬の不妊手術のための捕獲が困難なため、根本的な解決には至っていません。
それでも、「目の前のその1頭から」丁寧に救い、霧の中を暗中模索で動いている状況です。
特に地元のボランティアさんたちは、毎日押し寄せる案件に対応されており、本当に頭が下がります。

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今回保護された母犬は、推定4~5歳、攻撃なところは見られません。
我が子たちにしっかりとお乳を与える良き母で、「ルミナ」と名付けました。

子犬たちは、生後3週齢ほどの男の子3頭・女の子3頭の計6頭。
さらに、同月齢の黒白の子は、漁業地帯の厚岸町床潭で保護された男の子です。

この子に兄妹はいなかったため、社会化の必要性もあり、一緒に引き取りしましたが、残念ながら、こちらの母犬はまだ捕獲できていません。

6頭のお母さんルミナは、この子も分け隔てなく授乳し、7頭を愛情いっぱいに育ててくれています。

shippo-251224-7.jpg<スクスクと生後1か月半になった頃>

―北海道における野犬問題とその背景―

広大な大地と豊かな自然環境の中で、野生動物が身近に暮らす道東地域。
この大自然の中では、人も、野生動物も、そして愛玩動物と呼ばれる犬や猫も共に命を育んでいます。
野性動物が身近な道東では、番犬や害獣除けとして未不妊のまま犬が飼育されていることも散見されています。

こうした犬たちによる交配で、野犬となる犬が後を絶たない現状ですが、そんな中、温かい農家の方や、役場の方、ボランティアさんたちが必死で命を繋いでいます。

大切なのは、増やさないこと・・・一にも二にも不妊手術を行うことが重要で、不妊手術の実施は、飼い主の責任です。
しかしながら、近隣に病院がない、未去勢のオスの方が害獣除けに使える等、様々な理由で、未実施のまま飼育されるケースが少なくありません。
広大な大地と建物、飼料がある等、犬も住みやすい環境があり、これらが重なり、結果として野犬化につながる事例が後を絶ちません。

―人と動物の共生に向けてー

犬は野生動物ではなく、長い歴史の中で人と共に生きてきました。
人の支えなしでは生きていけない動物であり、人間側の適正な管理と責任ある飼育が求められます。

今後もHOKKAIDOしっぽの会は、 「人と動物が共生する幸せな社会」の実現を目指し、野犬問題にも尽力してまいります。


<ご支援くださっているみなさまへ>
いつもHOKKAIDOしっぽの会をご支援いただき、心より感謝申し上げます。
多頭飼育やネグレクト、野犬・野良猫の問題など、私たちの保護活動は多岐にわたっています。
同時に、保護と同じくらい大切なのは、こうした現状をより多くの方に知っていただくことです。
目の前の一頭の命から、まだ見えていない将来の課題まで、誠実に向き合い続けることが私たちの使命だと感じています。

私たちが目指すのは、「人と動物が共生する幸せな社会」の実現です。
皆さまの温かいご協力に深く感謝申し上げます。
これからも「認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会」へのご理解とご支援をどうぞよろしくお願いいたします。



「認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会」
https://shippo.or.jp

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