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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2024年02月05日

「愛すべき野良猫の会」さまの活動レポート(2022年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:仙台市

4月下旬、以前にも一斉TNRをし、リターンした子たちを見守ってもらっている現場近くからの相談でした。
ご飯をあげている方は高齢者。数年前にも庭に来ている猫の不妊相談を受けていた方でした。なぜ増える前に新しい子の相談をしてくれなかったのか...。オスの子しか来ていないからという理由でした。
現場を確認するとご飯をあげているお宅が数軒...。一斉に捕獲ができず、何度も数軒のお宅に捕獲に出向き、最終的にママ猫1頭、仔猫5頭、大人猫4頭保護。2頭のみリターン。
最初の確保時にサビ柄の猫の情報だけで捕獲できなかった猫が6月末の捕獲の際にはママ猫になっていました。仔猫4頭を連れて来たお宅で全頭保護。トータル15頭が生存しておりました。
何度TNRしても、過酷なお外で産まれてしまう命をなくす事ができないのか...と今後の事を考えさせられる現場でした。今もなお、捕獲が続いている現場です。

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5月、お隣さんのお家で飼われている9頭ほどだった猫が増えてきているように感じるので、不妊手術のお手伝いをして欲しいと相談。抱っこができない為、捕獲器を貸出。捕獲の連絡がなく、しばらく様子をみていました。現場に急行したのは、お外にいる子が仔猫を連れて来たのですが、5頭中4頭が急死。残りの1頭もかなり衰弱しているとの連絡。すぐに代表が向かいましたが、到着時にはすでに全頭亡くなっておりました。現場を確認すると、到底飼い主に任せられる現状ではなく、遠い現場に何度も通い詰める事になりました。今年産まれの仔猫が17頭、出入り自由猫が5頭(1頭のみ不妊済)、外猫5頭。大人猫のみリターンし、16頭の仔猫を保護。1頭の仔猫は捕獲できず。慣らして捕獲できるようお願いしました。その子も、9月には捕獲し不妊することができています。
相談時の頭数の倍は想定内ですが、結果、3倍の27頭が生存する現場でした。
なぜ、早く行動を起こさないのだろう...亡くなった、姿を見せなくなった猫に対し何も感じないのか...多くのの現場で、私たちボランティアとの温度差を感じてなりません。

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<ご支援くださっているみなさまへ>
 いつも応援して下さりありがとうございます。皆様からのご支援のお陰で、活動を継続する事ができます。本当にありがとうございます。
 餌やりと呼ばれている方たちの周りにいる方よりご相談を受ける事が多くなり、外で暮らす猫たちが、自由に暮らしているのではなく、日々戦いながら大変な環境で暮らしているという事実が広がってきていると感じています。
 私たちの活動で、お外で産まれる生命を1頭でも減らし、過酷な環境で暮らす子を減らせるよう頑張ります。  これからも応援よろしくお願いいたします。



「愛すべき野良猫の会」
https://aisubekigonmama.amebaownd.com/
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