フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所:長野県松本市
80代半ばの方が、猫を20匹ほど飼育されているとのことで、地域包括支援センターから相談を受けた保健所から連絡が入りました。
保健所や包括支援センターと共に話を伺いに行ったところ、非常に協力的で、説得から入らなくて済むケースでした。さっそく翌週から捕獲し、不妊手術をすることになりました。
翌週の手術日に合わせて、ボランティア3人ほどで現地へ向かいました。猫の状況を把握できていたので、まずは20匹を目安に捕獲を始めましたが、一度目の、状態の悪い子猫の保護だけで、すでに12匹を保護することになりました。
子猫はまだ残っており、そのほかに成猫たちも多くいる様子で「20匹では済まないね」と話しながら、翌日も捕獲作業を行いました。
毎週、金曜日に手術をお願いしている先生にも頼んで、臨時のオペ日を作ってもらい、全部で35匹の手術をしました。
何とかほぼ捕獲できたかなと思っていたのですが、ご本人から「オスがまだ2匹捕まっていない」と聞き、その猫たちを捕獲するために通っていました。すると、同じ敷地内にあるもう一軒の家からチラッと子猫の姿が見え、焦りました。
再度、保健所と連絡を取り確認したところ、そのお宅にはご本人のお姉さんが住んでおり、手術をしていない猫を飼っていることが判明。そちらも一緒に手術を進めていくことになりました。
合わせると、総数は全部で40匹。 支援センターの方が「行くたびに猫が増えているようで、心配になって相談した」と仰っていた通り、総数を見ればとても80代の方が抱えられる数ではありませんでした。
先生に不妊手術をしていただいた際、メスに関しては全頭の子宮が癒着していたそうです。餌も昔ながらの「ねこまんま(ご飯に缶詰を混ぜたもの)」だったため、かなり栄養状態が悪い子ばかりでした。
その猫たちを今後どうしていくかという話になったとき、私たちのシェルターも多頭現場が今年は多くて、頭数がいっぱいになっている状態ということで、子猫たちを中心に20匹の子たちを引取り、残りの猫たちに関しては、餌の管理をしながら、一緒に見ていこうということになりました。
今まで、食べれていなかったのもあり、普通の猫たちの5倍以上の量をペロッと食べてしまう猫達。
すぐに餌が無くなったと連絡が入るようになりました。
まだ、捕獲できていない猫が2匹残っているため、その猫たちの捕獲を続けながら、そこに残した猫たちの情報を確認しています。
その間に、自分の食べるものが無くなった、電気のひもが取れてしまった、と猫以外の事でも連絡が入ることがあり、常に猫の事だけではすまない活動ですが、とても感じのいい方で、今までのような殺伐とした案件でなかったのが、とてもありがたがったです。
今後、ご本人に猫たちがなるべく人になれるようにしてもらい、譲渡できる猫が増えてくれると、少しずつ数が減らせるのではないかと思っています。残った猫たちを慣らして、少しずつ減らしていくということにも、積極的に参加して頂けるので、協力し合って猫たちの今後を見守れる案件でした。
<ご支援くださっているみなさまへ>
いつもご支援ありがとうございます。
日々の活動の中で、資金があるというのは、本当に心強く、次の一歩が踏み出せます。
不妊手術をしないと増えていく、だけど費用が払えないからそのまま、という悪循環に陥っている現場が多く、どうすることもできないジレンマに襲われますが、皆様のご支援のおかげで多くの猫たちが救われています。
この活動資金のおかげで、そこにかかわる人間も救われています。
私たちの活動がこのようなご支援で出来ているということに日々感謝しています。
本当にありがとうございます。
「一般社団法人もふもふ堂」
HP:
https://www.mofumofudou.com/