フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所:静岡県東部
●М市での小さな自治会での取り組み
きっかけは、個人ボランティアからのTNR依頼だった。基本、他者が手を付けた多頭の現場は、捕獲器で荒らしてしまって捕まりにくい現場である事が多く、正直お断りしようかとも検討したが、その現場の給餌者が、当会が関わる別現場の給餌者でもある事が分かった為、やむを得ず取り組みとなった。
まずは、その自宅周辺を徹底してTNR。その際、同エリアに他の現場が更に二か所あり、猫達が行き来している事が判明。結果、三度に分けた活動により、合計49匹TNR・保護4匹となった。

現場の猫達
特に仔猫を保護した30匹の民家では、非常に猫たちの状態が悪く、行政の助成金が一次停止の期間に取り組まざるを得ない、待ったなしの状況だった。金銭的負担が大きい為、給餌者が活動を拒否する可能性もあった為、医療費と経費の当会全額負担や仔猫の引き取り譲渡など、苦渋の決断だった。仔猫一匹は白血病擬陽性だった為、現在も継続治療中である。

保護仔猫
●隣町F市で初めての「プレ地域猫」取り組み
隣町のF市では、非常に譲渡活動が盛んで、市民からの子猫引き取りを積極的に行うものの、産み出す原因となっている親猫のTNRが周辺市町とは異なり、進んでいない事がわかった。行政からの依頼もあり、まだ1か所も行われていない、自治会・l行政・ボランティアの3者協働を計画。海岸沿いのある自治会でモデルケースとして取り組む事が決まり、2度の会合のみならず、防災訓練の場での取り組み説明など実施。

自治会何猫の様子
結果21匹の手術、うち6匹は自宅保護となり、自治会内での初めての情報共有と継続取り組み、糞尿被害などへの取り組みも初となった。

自治会告知チラシ
<ご支援くださっているみなさまへ>
日頃は、私達へのご支援有難うございます。お陰様で当会が関わる市町では保健所での殺処分ゼロを継続しています。
このゼロと言う数字は、全国で達成している数字とは内容が大きく違い、他県からも保健所へお問い合わせがある、異例の殺処分ゼロです。
通常、保健所へ持ち込まれた猫達を、ボランティア達が譲渡に回す為、引き取る事により、殺処分ゼロが達成されているようですが、こちらの保健所管内では、猫の引き取りそのものをしていません。猫の繁殖現場から引き取り依頼があっても、まず引き取りではなく現場の状況調査の後、当会などに依頼が回ってきます。
仔猫が産まれている場合でも、およそ3~4か月まで仔猫を育てさせ、そののち一匹残らずTNRする事で、引き取りを防いでいます。
もちろん一時しのぎではない活動を目指して、被害対応もしていますし、何より継続取り組みが出来るよう、行政と協働しています。
長年力を入れている「地域猫活動」もそうですが、現場の調査・人間の掌握・地域説明・・・何をとっても手間暇がかかります。徹底した地域調査から始まり、一斉TNRには、猫の捕獲や管理のテクニックのみならず、人間に働きかけをするテクニックも必要。神経をする減らすこのひと手間ふた手間が、確実な飼い主のいない猫の繁殖抑制に繋がっています。既に6200匹を超える手術実績は単に数ではなく、この特徴的な「殺処分ゼロ」に繋がっています。
しかしながら、今回ご報告の2か所は助成金が使えず、近年増えてきた多頭崩壊の現場では、当会の金銭的負担がますます増えています。
どうか今後も引き続きご支援をもって、動物を救う活動にご賛同、宜しくお願い申し上げます。

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