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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2025年02月25日

「NPO法人おおさかねこ俱楽部」さまの活動レポート(2023年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:大阪府堺市

☆ローズちゃんを緊急保護しました。

2024年4月
当団体シェルターのご近所の方から、猫が足を怪我していると、ご連絡を頂きました。
病院へ運びましたが、何か分からない液体を身体にかけられ、後ろ左足の先を欠損していました。
なにか分からないので、液体の掛かった部分の毛をカット。左足も怪我の原因が分からない状態で、足の付け根から切除しました。
シェルター内のケアルームで養生。
三本足になりましたが、痛みから回復すると、生来のおてんばぶりを発揮。階段もみんなと一緒に上り下りし、走り回るようになりました。
階段の多いシェルター内は危険なので、併設のカフェに移動。現在はカフェの猫スタッフとして活躍しています。

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手術後のローズちゃん


☆大豆塚からの保護・春菜ちゃん

当団体近隣の地域に、猫が増えてご近所トラブルになっている地域があります。
TNRもできない環境で、一気にすべての猫を保護したいのですが、シェルターも常に満員状態で、思うように進んでいません。現在延べ28頭保護しましたが、まだまだ残っている状態です。
今後もこの地域から、不幸な野良猫をなくしていこうと思っています。
春菜ちゃんは、4月に保護。保護時、幼い体ですでに妊娠していました。猫風邪も引いており、右目が少し白濁。人馴れしないかと思いましたが、ボランティアの努力により人懐こくなり、カフェに移動。
この度同じ地域出身のハル君と一緒に、里親さんに譲渡されることとなりました。

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右目白濁の春菜ちゃん

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大豆塚の母子

osakanekoclub-241121-4.jpg 大豆塚からの保護の子猫たちinシェルター

☆今後の取り組み

毎日のように、保護依頼、相談が寄せられています。
全てにお応えすることはできない状況ですが、緊急に保護が必要と判断した場合には、こちらの状況に関係なく保護しています。
また、近隣に猫トラブルの地域が多数あり、地道に一つずつ解消するべく、今後も取り組んでまいります。
お金も手も足りない状況です。シェルター運営も、すべて善意のボランティアで行っています。ボランティアの人数を増やすために、ボランティア体験会を開催していきたいと思います。


<ご支援くださっているみなさまへ>
ご支援くださり、誠にありがとうございます。
お陰様で、今年も小さな命を少なからず救うことができました。
外にいる猫たちは、状態も悪く、人間不信に陥っているものも多いです。保護後、医療にかけ、人なれ訓練をし、ずっとのお家につなげられるよう、頑張っています。
のろのろとした歩みではありますが、これからも一歩ずつ前へ進み、不幸な野良猫をなくしていきたいと思っております。
今後とも私たちの活動をお見守り下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。



「NPO法人おおさかねこ俱楽部」
http://www.osakanekoclub.com/
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