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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2017年01月24日

「一般社団法人 清川しっぽ村運営委員会」さまの活動レポート(2016-17前期)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:熊本県阿蘇郡西原村

熊本地震本震以後、西原村災害支援ボランティアセンター内に設立した災害動物支援ボランティアセンターにて行って参りました。
被災動物支援活動も、現地スタッフの働きかけと共に、仮設シェルターの設立にご賛同くださる支援者様のおかげにより、 8月には西原村仮設住宅の真向かいに位置する住宅をお借りしての被災犬猫保護シェルター『西原しっぽ村』の運営をスタートすることが出来ました。

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被災された飼い主さまのご要望も多く聞かれていた、被災動物の為の保護シェルター。
実際には、元々店舗として使用していた住宅を、シェルター向けに内装工事を行っての開設です。

ここ『西原しっぽ村』では、震災後に家屋が倒壊した等の事情により、被災された飼い主さまからのご依頼により、犬猫の一時預かりを行っております。
又、諸事情により震災後飼い主さまと共に暮らすことが困難となったペットたちは『西原しっぽ村』や神奈川県にある私たちの活動本拠地『清川しっぽ村』へ搬送し、 保護を行いながら、新たなご家族(里親さん)を探しております。

この時期力をいれたのは、 現地で継続して活動にご参加下さるボランティアさんを募ることと、 11月に予定しております、『西原しっぽ村』でのTNR活動の為の事前準備です。

そして現地のボランティアさん方も参加して行ったのが、 保護した子たちに、新しいご家族(里親さん)を見つけることです。

里親募集中のチラシを作成したり、インターネット上で呼びかけたり。
そのおかげでご縁が結ばれ、新たなご家族(里親さん)のもとで生活するために 『西原しっぽ村』を卒業した犬猫さんは、合計96頭となりました。

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いつだってその生の選択が、人の手にゆだねられている犬猫たち。

彼らの生を守り、共に豊かに生きることは、私たち人間ができることです。
「犬猫たちが、人のぬくもりを感じ、再び人と絆を結ぶこと」
それが、どの子に対しても私たちが願う幸せのかたちです。

西原村では今月、災害支援ボランティアセンターが閉鎖されました。
少しずつ復興を遂げ、公助から共助・自助へと変化していく中で、西原村の元気がよみがえって来ます。

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これからも、被災地で暮らす方々と犬猫たちの変化を感じながら、『しっぽ村』らしい保護活動を続けて参ります。

次回は11月に行われたTNR活動についてご報告させて頂きたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。


<ご支援くださっているみなさまへ>
皆様の温かいお気持ちと貴重なご寄付により、現在も『西原しっぽ村』での被災犬猫保護活動を継続することが出来ております。
本当にありがとうございます。

被災された飼い主さまの生活も徐々に安定され、震災後に離れ離れだった飼い主さまとペットたちが、再び共に暮らす日がやってまいりました。
残念ながら、共に暮らせなくなり、「里子に出す」という決断をされた飼い主さまも、ペットが新たなご家族と出会い、幸せな生活をスタートしたことに安堵されたご様子です。

人も犬猫も、震災で受けた心の傷を、癒し癒されるつながりを作りこの地域が真の復興を遂げる日まで、私たちは動物愛護団体として出来ることをさせて頂きます。

どうぞこれからも応援よろしくお願い申し上げます。



「一般社団法人 清川しっぽ村運営委員会」
http://ameblo.jp/ananan223
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