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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2022年10月24日

「一般社団法人 しっぽ村」さまの活動レポート(2021年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:神奈川県内

本日は、私たちの活動にご支援をいただいている、フェリシモ動物関連基金さまからの助成金で実施させていただいた活動の一部をご報告させていただきます。
4月からは新年度を迎え、センターに併設した診療所では保護犬猫の診察に加え、猫のTNR不妊・去勢手術を実施することが出来るようになりました。

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この時期、猫の出産ラッシュと重なり、保護依頼、TNR依頼は年間を通して最も多くなります。
猫のTNR活動に取り組む方は年々増加しているようにも感じますが、屋外で産まれた子猫の保護依頼の多さを考えると、TNR活動に取り組む人口はまだまだ不足しているのだとも思います。
飼い主のいない外で暮らす猫の過剰な繁殖を抑制することを目的としたTNR活動ですが、その担い手に正しい方法や留意すべき点を伝えるために始めたTNR講習会。

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団体独自の開催と自治体が主催の講習会で、TNRの背景や捕獲器の使用方法等をお伝えしております。

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正しい知識を持った活動家がTNRに取り組むことで、不幸な命が増えないようになることを願っております。
そんな折、最近「なぜ動物保護、愛護活動は次のフェーズに進まないのか?」と尋ねられたことがありました。
一瞬、ハッとするような質問ではありましたが・・・考えてみると答えは簡単だと思いました。
現状を置いたままでは、次のフェーズに進めないだけなのです。
今はまだ不幸な命を救いたいと手を差し伸べることが特別だと思われる社会なのです。
次世代へ「不幸な命を救いたいと手を差し伸べること」は特別なことではなく、普通のことだと言う意識を持ってもらう為、この期間は児童を対象とした「命のふれあい教室」を開催し、身近な動物を介して命の大切さを伝えるための活動に取り組むことが出来ました。

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人にも動物にも優しい社会が形成されることを願います。


<ご支援くださっているみなさまへ>
いつもしっぽ村活動を応援頂きありがとうございます。
新たな活動拠点で開始した事業(活動)では、保護・譲渡事業、TNR不妊・去勢手術事業、動物愛護・動物福祉の普及及び、啓発活動を柱に「不幸な命ゼロ」を、目指してスタッフ一同邁進しております。
私達が活動に取り組むことが出来るのは、ご協力くださるボランティアの皆様と活動を支えてくださるご支援者の皆様のおかげです。
不幸な環境下にいる動物たちに救いの手を差し伸べることが特別ではない社会づくりを目指し、私達一人一人に出来ることをに全力で取り組みたいと思います。
今後ともどうか応援よろしくお願い申し上げます。

一般社団法人 しっぽ村
代表理事 深津 彰詞

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昨年11月に新たに開所した清川村施設「しっぽ村アダプションセンター」



「一般社団法人 しっぽ村」
https://wannyan.jimdofree.com/
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