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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2023年09月06日

「NPO法人犬と猫のためのライフボート」さまの活動レポート(2022年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:千葉県柏市の保護施設および主に関東圏

●変わること、変わらないこと

とにかく沢山の犬猫を保護し、お世話し、里親さんにお任せする毎日が少しだけ落ち着いて束の間の休息の季節。
当団体にとって毎年の春先はそんな季節です。
もちろんやることは沢山あります。
施設の大掃除や整理整頓、新しいスタッフを迎えたり、1年間の反省を踏まえて次の作戦を立てたりと、新しいシーズンに備えます。
そんな毎年を変わらず20年間以上続けてきましたし、今年度の活動もいつもと変わらず赤ちゃん猫の保護から始まりました。

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元気を取り戻してウェットフードが食べられるようになった赤ちゃん猫たち。

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人の気配を察知して遊んで欲しい子猫たち。

変わらない活動がある一方で、この春、当団体は大きな目標のための小さな一歩を踏み出しました。
それは「一頭一頭の子を大切に、最期までお世話する仕組みづくり」への本格的な取り組みを始めたことです。具体的には、これまで後手に回っていた成犬たちの譲渡や生活の質の向上を担当するチームを発足しました。このチームを中心に様々な課題に取り組んでいく予定です。

少し昔話をさせていただくと、私たちが活動を始めた当初、全国では数十万頭の犬猫が殺処分されていました。保健所には多くの犬猫がすし詰め状態で収容され、毎日多くの子たちが殺処分されていました。

とてもすべての子を助けることができない中で救急救命の現場のようにトリアージをする。助けられない子がいることが頭の片隅にはあっても、割り切って助かる可能性の高い子を保護する。そして元気に育ったら譲渡する。

当時は毎日のフード代にも困ることもしょっちゅうで、一度走るのを止めたらたちまち破綻してしまいそうな毎日を送っていました。

そうこうしているうちに社会は少しずつ変わっていきました。多くの方に活動を応援していただけるようになり、フード代に困るどころか皆様の支援で新しい施設に移転することもでき、今ではエアコン完備で動物をお世話することが出来ています。殺処分数も3万頭を切り、殺処分問題をめぐる状況は大きく改善したと言ってもよいと思います。

殺処分が減ったのはとても良いことですが、皮肉なことに雑種の子犬が欲しい里親さんは順番待ちさえしている状況です。にもかかわらず譲渡の見込みの少ない成犬たちは増えていくばかり・・・。 残酷なまでに「もらわれる子」と「もらわれない子」のコントラストがハッキリしているのが現実です。

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スタッフからするとどの子もそれぞれの可愛さがある成犬たち・・・でももらってもらうのは本当に難しい。

これからは譲渡が難しい動物たちを生涯お世話する必要が大きく増えることは明らかです。
もちろんこの問題は今に始まったことではなく、当団体でも来るべき日のために小さな試みや準備を行ってきました。そしていよいよ本格的に方向転換を始めた今年度の始まりとなりました。


<ご支援くださっているみなさまへ>
最後までお読みいただき本当にありがとうございます。
今後取り組む成犬の生涯飼育への応援をぜひお願いいたします。
もらっていただける子犬子猫のように、里親様に費用の一部をご負担頂いて運営費に回すことが難しく、皆様からのご支援が一層必要です。
応援しがいのある活動を創って参りますのでぜひご支援をお願いいたします!



「NPO法人犬と猫のためのライフボート」
https://www.lifeboat.or.jp/
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