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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

さくらねこブログ

2019年05月16日

「猫から目線。」さま

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関西を中心に猫に関するお手伝いをお仕事としてされている「猫から目線。」様にお話を伺うことができました。
まず、お仕事として始められた考え方として興味深かったのは、
「別の仕事をしながら休日に猫のことをやっていても対応が出来ないことの方が多いので、たくさん対応するために仕事でやることにした。別の仕事で働いて自分のお金を使ってではなく、自分の労働力を使って猫のことをやる。」
という思い切った決断です。
まずは合流して一緒に公園猫さんのお世話の見学です。
あいにくの雨ですが、お昼ご飯なのでちゃんと出てきてくれます。

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S氏ことスモーキーさんも茂みの下でお皿に入れてもらったご飯を食べます。
13歳の猫さんにこの後日訪れた出来事についてはまた別のお話で。

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打ち合わせスペースで軽食を用意していただいていたのですが・・・令和!この日は5月1日なので令和の初日でもあったのです。
記念に令和ヌードルをいただこうとしたところ「福岡県民には豚骨ラーメンでも食わせておけ!」といった「翔んで埼玉」的なノリの愛のあるディスりで押し切られ左の豚骨ラーメンをいただくこととなりました。・・・ありがとうございます!

会議室にてゆっくりとお話を伺います。

お仕事の方針として「猫のためになること」ということを基本としてやられておりますので、例えば里親探し(譲渡)のお手伝いだとしても、譲渡先で猫さんが幸せになれなさそうな案件は進められません。まさに猫から目線ですね。
お仕事として最も多いものは、TNR関連(病院の予約・捕獲・送迎など)で88件、224頭のお仕事に関わられたそうです。次に多いのが里親探しで正式譲渡25頭、トライアル中4頭、募集中4頭の成果を挙げられています。
(2018年8月下旬から2019年5月2日まで)

依頼される方で多いのは、「普段は自分でボランティア的にやっているけど今できないので代わりにお願いしたい」という人や、「一般の方でボランティアの団体などに相談したけれども進まなかったので、仕事としてやっているところであれば対応してもらえるだろう」という人だそうです。

動物の問題はボランティアの人が無償でやるもの、といった認識がまだまだ世の中にあると思いますが、それが少しずつでも変わっていけば素敵です。

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お話を終えて外に出て見ると、雨上がりに先ほどとは別の猫さんたちがごはん待ちです。
ちゃんともらえて良かったですね。
色々な人たちの支えと理解があって、今日も外猫さんが元気に生きています。

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(Φ ﻌ Φ)
「猫から目線。」様の活動についてはこちらから。


写真

さくらねこブログライター紹介

ねこせんせい

猫サポーター見習い。猫に産まれて来る予定が人間に産まれてきたため、今は猫さんたちに生かされています。地域猫活動の認知が広まって、不幸な猫さんが減りますように!そして、次こそ猫に産まれますように。

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みにゃさまのコメント

ねこせんせい
最近テレビ番組などで
猫の保護活動をされている方々の
ドキュメンタリーを見かけます。
テレビ放送では出しきれない
ご苦労も沢山あると思います。
本当に尊敬します。
猫から目線。さんもお仕事にされた
勇気と決意が本当に凄いと思います。
こういう活動をされている方々が
広く認識されて
日本の保護活動が良い方向に
変わっていける一歩になって欲しいです。

by やまぶっく 2019-05-18 11:10

猫から目線(!!) 一度聞いたら、記憶に残ることばですね!猫のために活動されている方々には頭が下がります。ボランティアでも大変だと思いますが、仕事となると尚更ではないでしょうか。


猫さんとは全然関係ないですが…令和ヌードルというものが、5月1日に食べられたというのは驚きでした(あ、ねこせんせいは違うラーメンでしたね(^-^;) カップ麺チェックを怠ってました~。

by さび茶風 2019-05-18 22:08

>やまぶっく様
メディアで取り上げられる機会も出てきているので、保護しないといけない状況や携わっている方について認知が広がって行って欲しいなと思います。
ボランティアだけではなく、仕事としても成り立っていく世の中にならないとですね。

by ねこせんせい 2019-05-19 14:16

>さび茶風様
仕事となると、自分の時間をそれに集中して使うことができるのは良い点ですが、その分責任も重くなってきますし、大変な面も多いと思います。覚悟をもってやられていることが分かりますね。猫さんたちのためにも応援していきたいです。

令和ヌードル、まだ食べていないです笑

by ねこせんせい 2019-05-19 14:22

「猫から目線」で外猫飼育するのはやめて欲しい。
その地域の「住人目線」「総合的な環境評価」を一番にしないのは間違ってると思う。
その外猫が人の敷地で糞尿したら?
その外猫が小鳥や魚を襲ったら?
その外猫が人の車に乗って傷つけたら?
猫から目線だったら、「そんなの猫の習性だから仕方ない。」で済ませるんでしょうね。

by 猫だけ目線は勘弁して 2019-09-07 09:39