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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2017年07月26日

「特定非営利活動法人 神戸猫ネット」さまの活動レポート(2016-17後期)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所: 主に神戸市内

【実施期間内の活動など】

実施期間 : 2016年11月~2017年4月30日  
活動場所 : 主に神戸市内

11月 
・第23回猫の譲渡会を開催 参加猫55匹、そのうち正式譲渡の成立は10匹。
・ノラ猫繁殖制限事業【神戸市及び(公社)神戸市獣医師会との協働】により神戸市須磨区で、ノラ猫46匹にTNRを実施。
神戸猫ネットは、調査、捕獲、搬送活動を担当して、手術した猫に塗布するレボリューション(ノミダニ駆除薬)費用を負担しました。
10月、神戸市会議員より条例案が提出されたことにより、ノラ猫のTNRに関心が集まり、テレビ局や新聞社などから複数取材を受けました。
いつもとは違う人間が多くいるので、猫たちが警戒するのではないかと思ったのですが、写真のように、猫たちは、ほとんど気にならないようで、無事に捕獲されました。

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12月
・ノラ猫繁殖制限事業【神戸市及び(公社)神戸市獣医師会との協働】により神戸市兵庫区で40匹、東灘区10月に引き続き第2段として10匹、2ヶ所でノラ猫にTNRを実施。
神戸猫ネットは、調査、捕獲、搬送活動を担当して、手術した猫に塗布するレボリューション(ノミダニ駆除薬)費用を負担しました。
一度に30匹以上のTNRを実施する事例が増えたこと、また新聞、テレビなどでTNRについて広く報道されたことにより、一般的にTNR運動が社社会に浸透しつつあります。
みなさまのお蔭で捕獲器を大幅に補充し、円滑にこの事業を推進することができましたので、感謝しています。


1月
第24回猫の譲渡会を開催  
参加猫33匹、そのうち正式譲渡の成立は16匹。

2月 
シンポジウム「猫の飼い主責任を考える」 を、兵庫県民会館にて開催
前年の夏ごろから県内の6団体と協力して準備を進めてきました。
当日は杉本彩さんを迎えた基調講演とパネルディスカッションを行いました。
このシンポジウムは、ノラ猫を生み出す原因の一つと考えられる「無責任な猫の飼い主」をテーマに取り上げました。
国会議員、県会・市会議員の参加も40名を数え、この問題が大変注目されていることがうかがえました。満席180名に立見の方もでるほど盛況でした。
たくさんの方に関心を持っていただき、有意義なシンポジウムになりました。

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3月
・第25回猫の譲渡会開催  参加猫20匹、そのうち正式譲渡の成立は12匹。
・啓発活動として、写真展を5月に神戸ワイナリー、大丸須磨店の2ヶ所で実施するための、準備活動を進めました。
・動物管理センターにおいて、譲渡犬・猫の世話をするボランティア活動への取り組みを通して、譲渡候補猫が増えるように協力体制を検討しています。

4月 
神戸市人と猫との共生推進協議会が発足。
構成メンバーとして、情報収集と調査活動を開始しました。
主な活動を列記しましたが、会員は神戸猫ネットの活動と同時に、各会員の住む地域でTNR活動を継続しており、状況に応じて猫を保護、治療して、里親を探す活動もしています。


<ご支援くださっているみなさまへ>

いつもあたたかいご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
私たちは、「不幸な猫を増やさない」をモットーに、日々努力しております。

今年度から「神戸市人と猫との共生推進協議会」が不妊去勢手術費用の負担をするという地域猫活動への支援がスタートしました。『共生』するためには、TNR+その後の適正飼養、エサやりや地域の環境衛生などをみんなで考え、理解して協力いただけるよう、啓発することも大切だと思います。
協議会構成メンバーになりましたので、TNRの相談と依頼が増えると思いますが、それぞれの状況に応じたより良い方法で問題を解決するために、さらに努力いたします。
これからも、ご支援ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。



「特定非営利活動法人 神戸猫ネット」
http://www.kobenekonet.com/
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