ページ内を移動するためのリンクです。
ここからメインコンテンツです

[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

さくらねこブログ

2014年05月29日

さくらねこって?

猫好きのみなさま、はじめまして!

本日から「さくらねこブログ」スタートでございます。
地元の関西が多くなると思いますが、外猫さんたちの魅力と頑張っている様子をお届けしていきたいと思います。

sakuraneko1.jpg

「さくらねこって?」
地域猫活動のベースとなるTNR(捕獲して不妊去勢手術をし元の場所に戻す)において、手術済みであることを示すために、耳先が小さくカットされます。
その形がさくらの花びらに似ていることから「さくらねこ」の愛称が生まれました。

※地域猫活動
その地域に住む飼い主の居ない猫さんをTNRし増えないようにします。
そして一代限りの命を見守りつつ外に住む猫さんを減らして行こうという活動です。
年間10万頭を超える殺処分の大部分を占める子猫が産まれてこなくなることで、行政による殺処分の減少も期待されます。



sakuraneko2.jpg

さくらの花びらの形をした耳になっていることで
・2回捕獲されて手術されることがない
・TNR有無の確認も含めた生態管理がしやすくなる
・不幸な猫を増やさないために真面目な活動と共生がされている地域だと分かる
といったメリットがあります。
「考えたね!」


sakuraneko3.jpg

共生の道は、人間と動物、そして人間どうしが一緒に歩んでいくことで実現できます。
「歩くぞ」


sakuraneko4.jpg

猫好きの人もそうでない人もいます。
地域猫に賛成の人もそうでない人もいます。
だから地域猫活動も長い道のりかもしれません。
「どんどん歩くぞ」


sakuraneko5.jpg

でも、不幸な猫を増やしたくないという思いは皆同じはず!
その目的のために真剣に活動し、成果が現れてくればみんなしあわせになれるのではないでしょうか
「おかげさまで公園で10年生きてます!」


sakuraneko6.jpg

さくらねこを知るきっかけになった猫さんはもう居ないけど・・

sakuraneko7.jpg

今も頑張って生きている猫さんはたくさん居ます。
その命を周りで支えて応援している人もたくさん居ます。

そんな事を知ってもらい興味をもってもらうきっかけになればと思います。
よろしくお願いします!


写真

さくらねこブログライター紹介

ねこせんせい

猫サポーター見習い。猫に産まれて来る予定が人間に産まれてきたため、今は猫さんたちに生かされています。地域猫活動の認知が広まって、不幸な猫さんが減りますように!そして、次こそ猫に産まれますように。

  • ツイート
  • いいね!

みにゃさまのコメント

うちの近所にもさくら猫さんが沢山います。地域の方々に可愛がられて、みんな肥満気味(笑)
まださくら耳になっていない子もいるので、気長にです。

by どら猫 2014-05-29 14:20

さくらねこという呼び方は知らなかったですが、一般的になるといいですね。かわいい呼び方だから。
連載楽しみにしています。

by つれづれ 2014-05-29 20:16

さくらにゃんこ今日公園で会いました^^
一匹だけかなと思ったらぞろぞろ現れて
いつのまにか囲まれていました ( 笑 )
右か左かで女の子かなー?男の子かなー?って
判別していたら撫でなでさせてくれて、
みんな懐っこくてほんとびっくり。

あんなに人に心を許している猫が多いあの地域は
きっと良いところなんだろうなーと
いま 母と話ていたところです。

by わんにゃん 2014-05-30 01:05

>どら猫さま
猫さんが穏やかに暮らせているのはいい地域ですね。
まるまるとしているということは・・毛並みも良さそうです!

無理しない事が長く続けるコツかなと思っています。
気長に頑張ってくださいーb

>つれづれさま
「さくらねこ」の認知はまだ低いと思います
課題は色々ありそうですが呼び方や活動が広がっていけばいいですね。
このブログも頑張らなければッ!

>わんにゃんさま
そうですね。
おっしゃるとおり、小さくて弱い命が怯えずに安心して暮らしていける、それだけで地域の暖かさが分かる気がします。

「国の偉大さ、道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る。」~マハトマ・ガンジー~

by ねこせんせい 2014-05-30 01:23

家出してしまったニャンコ。1年後に見かけた時、よその家の庭で家族を作って幸せそうにのんびりと暮らしていたんです。家に閉じ込めて12年、ずっと、辛かったのかもしれない。
そう思うと、そのままにしてあげたくなりました。でも、更に1年後に帰ってきたとき、とてもとても悩みました。
家の事情も変わり、赤ちゃんがいて。
また閉じ込める?今度はケージ?
私の気持ちを知ってか知らずか。
窓を覗いてご飯の催促をして食べ終わるとまたどこかに行ってしまう。

結局、悩んでいるうちに、2ヶ月後、窓の向こうで、ぐったりしているところを見つけました。慌てて保護しましたが、そのまま

by オンボロにゃん 2014-05-30 11:37

 (すみません。続きです。)逝ってしまいました。元から去勢してあげていれば、家出もなかったかもしれない。

あのおうちの庭にいた子猫たちはどうなったんだろう?

無責任な自分を責めることしかできません。

家の周りには、野良猫がたくさんいます。
さくら猫の活動を知り、何をするべきかわかったような気がします。
少しでも、猫たちが安全に暮らせるように、一歩、踏み出せる気がします。

by オンボロにゃん 2014-05-30 11:45

オンボロにゃんさま
そんな事があるんですね!
うちの猫さん(プロフィール写真の)は13歳で家出をしてそのまま2年以上戻って来ていません。
外で暮らしていく厳しさや家の中の快適さを伝えることが出来れば良かったのですけど・・・。
再会できて、最後を看取ることが出来たというのは縁があったのだと思います。
最後の瞬間は一緒に居たいと思って帰って来たのかもしれないですね。
地域猫・さくらねこ、100%みんなが納得する万能な答えではないでしょう。でも、今ある有効なやり方の一つだと思います。
お互い頑張りましょう。

by ねこせんせい 2014-05-31 11:15