ページ内を移動するためのリンクです。
ここからメインコンテンツです

[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2020年07月22日

「動物ノート」さまの活動レポート(2019年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所: 静岡県東部

≪この十年間での不妊手術が3300匹を超えました!≫
2019年9月~11月までの不妊手術数は136匹。下段に記した他団体の援助を含めると150匹を優に超える。全てが当会のメンバーが地域調査から事前告知、捕獲だけでなく事後指導なども細かく行い、規模が小さくても地域猫活動に準ずる活動となるよう、力を尽くしている。
また、11月初めに行われた、県主催の"ボランティア意見交換会"では、県が本年度打ち出した「殺処分ゼロ」政策が、TNRの推進無くしては飼い主のいない猫を増やしてしまう可能性についても意見させて頂いた。ついては県の職員に要望書を書面でお渡しし、今後の活動についても引き続きの協働を提言した。

●殺処分ゼロへの歩み
保健所での殺処分ゼロは「実は簡単」と、この20年言い続けてきた。保健所が引き取りを拒否した場合、その動物が野に放たれたなら飼い主のいない猫が増えるし、子猫は生きていくことができない。そのことを踏まえて、毎年必ず路上遺体数も一緒に確認をしている。飼い主のいない猫の総数を数えるのは無理だが、路上遺体数を確認することで、その増減をみる事が出来る。下のグラフのように両方が順調に減少をたどっていることは、適正なTNRが行われ成果を上げている証拠といえる。
doubutu-note-191130-1.jpg
動物ノート発足時の活動目的である「殺処分ゼロ」が届く範囲になってきたことは喜ばしい。事務局のある沼津市では、試験的な取り組みとTNRの実効性を証明するために、あらゆる記録を取り続けている。
毎年掲載しているグラフも、昨年度は引き取り処分数8匹と、達成目前である。静岡県では本年度から全市町が飼い主のいない猫の助成金制度を設けたという。しかしながら、助成金制度があるだけでは取り組みの成果を上げる事は出来ない。引き続き細かく情報を提供して、協力を申し出ていきたい。

●愛護週間のセミナー
当会では個人ボランティアの援助のみならず、中小規模の団体への援助も続けてきた。本年度は函南町で発足した「DR猫の会」のオブザーバーとして、「ノラ猫問題解決セミナー」開催のお手伝いをさせて頂いた。参加者30名ほどの小さな集まりではあったが、隣の自治会管理事務所からの参加や個人ボランティアの相談受付などもあり、充実した取り組みとなった。

doubutu-note-191130-2.jpg

その時に相談のあった案件第一弾は11月末に取り組み、さっそく15匹を捕獲。事後の猫の管理なども近隣住民を巻き込んで自治会対応とした。12月には第二弾のプロジェクトとして、15匹程度の捕獲を予定している。
ここは不特定多数の外部からの餌やりが多く、長年問題が続いていた場所なので、自治会告知をはじめ、始動しだした「猫の会」が適正に結果を出せるよう、援助をしていきたい。

●普段取り組みの少ない市町でのTNR
静岡県下の全ての市町では助成金が出来たという事で、相談のあったこの市町の案件にさっそく取り掛かった。しかし、フタを開けてみればその助成金制度は、利用できる動物病院が極端に少なく、「猫が死んでも責任を取らないがそれでもいいか?」と念を押される始末。何度も行政に掛け合ったが、折り合いがつかず、仕方なく助成金なしで21匹の手術を行った。

行政と掛け合うことなく進めていたら、助成金も使えたかもしれないが、これから先、使いやすい制度にしなければ、市民のためにも猫のためにもならない。これも当会の使命だと考えて、行政には不条理な制度の見直しを求めていきたい。

doubutu-note-191130-3.JPG
I市の現場
隣の援助者から相談があったこの場所は、年配の方が餌を与えていた結果、20匹以上のコロニーになってしまった。最初の取り組みは7月末であったが、子猫や常住していない猫が多数いたため、取り組みそのものは未だ終息していない。おまけに、外部で出産して連れてきた母猫もいたので、もう一度年内に取り組みを予定している。



<ご支援くださっているみなさまへ>
日頃は動物ノートの取り組みに基金をもってご協力いただきありがとうございます。来年度にオリンピックを迎えるにあたり、「該当年までに殺処分ゼロ」を打ち出した県が多く、現場の私達は当惑しています。

適正な地域活動およびTNRにより、飼い主のいない猫の繁殖を止めないことには、子猫の死は止められません。また、「殺処分」されることも、飼い主のいない猫として死んでしまうことの両方を防がねばなりません。私達ボランティアは本当の意味での処分ゼロを目指しています。

動物ノートは、見せかけだけで結果を出す活動は絶対に致しません。地味で人気は無いと思いますが、そんな動物ノートスピリットに協賛いただき、これからも引き続きご支援賜りたく、よろしくお願い申し上げます。



「動物ノート」
doubutu-note.jp/
  • ツイート
  • いいね!