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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2019年02月15日

「NPO法人 湘南鎌倉猫ほっとさぽーと」さまの活動レポート(2018年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:神奈川県藤沢市

私たち「湘南鎌倉ほっとさぽーと」は主に野良猫の捕獲・不妊去勢手術と子猫の保護・譲渡に取り組んでいます。今回ご紹介するのは藤沢市の事例です。

藤沢市内のある団地にお住まいの方から「団地内で野良猫が出産を繰り返している、何とかならないか」との相談が寄せられました。

現地を訪問してさらに詳しく伺うと「餌をやっている方は何人もいるのに、誰も捕獲・手術をしようとしない。毎年春と秋に出産しているが子猫はほとんど事故や病気で死んでしまう」という痛ましい状況だということが分かりました。

訪問した際にも母猫はすでに出産していて配電設備の下で子育てをしていました。まず母猫を捕まえてから子猫の確保を行うことになりました。

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配電設備の床下にいたのはこの子達。捕まえてみると人懐こくてかわいい!

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毎年2回出産していた母猫。不妊手術後は穏やかに暮らせるでしょう。

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一か所だけある小さな隙間から子猫が確認できますが、誘い出すしかありません。

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「母猫が子猫を呼ぶ鳴き声」の録音をタブレットで流したところ、とても効果がありました。

私達への相談は猫が出産してしまってから頂くことが多いので、今回は母猫が子猫を呼ぶ声の録音を用意してから捕獲を始めました。

成猫と違って小さい子猫は捕獲器のゲートにはさまると死んでしまうかもしれません。画像にあるように録音で子猫が出てきたら手作業でゲートを閉める、という方法で子猫を確保しました。

この後は、母猫は団地で世話をしてもらい、子猫は里親さんを探すことになりました。


<ご支援くださっているみなさまへ>
いつもご支援いただき、ありがとうございます。

当会が活動する葉山町、逗子市、鎌倉市、藤沢市では殺処分ゼロを達成していますが、いまでも野良猫の繁殖が大きな問題になっています。皆様からのご寄付で猫の不妊去勢手術や保護・治療が実施できています。

これからも、むやみに猫が苦しむことのない社会の実現に向けて努力してまいりたいと思います。



「NPO法人 湘南鎌倉猫ほっとさぽーと」
http://nekohotspprt.jimdo.com/
http://blog.goo.ne.jp/nekohotspprt (活動ブログ)
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みにゃさまのコメント

お腹を空かせた猫があます。助けてください。

by かきょう さき 2021-09-06 20:00