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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2018年08月07日

「公益社団法人日本動物福祉協会CCクロ」さまの活動レポート(2017-18後期)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所: 神戸市動物管理センター

1歳の柴犬の女の子、つぼみが譲渡犬としてやってきました。
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当初は、人の手を遊び道具として覚えていて、すぐに歯を当ててきたり、排泄場所に敷いている新聞を食べたりと様々な問題点がありました。
中でも一番困ったことは、「捕まえられない、抱っこができない」ところでした。つぼみは、人嫌いというわけではなく、彼女にとって、すべては遊びであり、嫌なことは絶対にしないという感じでした。
そこで、私たちは、これらのことを改善するために、新しい飼い主が決まるまでの間、毎日トレーニングすることとしました。
手に歯をあててきたら、「イタイ」と言って手を隠す。部屋の中で、なかなか捕まえることができなかったのを、「おいで」と呼んで、来たらおやつをあげる、そして、「触ってもいい?」と優しく声掛けをしながら触らせてくれたらご褒美のおやつを、落ち着いてきたところで「抱っこしていい?」と話しかけ、抱っこができたらご褒美のおやつを、というようなトレーニングを毎日30分~1時間、約1カ月かけて行いました。
その結果、見違えるように成長したつぼみちゃん。

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 そして、つぼみちゃんを希望される方が彼女と初対面した際、「難しい子ではなさそうね」と一言。
「いえいえ、つぼみちゃんはトレーニングを頑張ってお利口さんになったんですよ」と私達。
今は新しい飼い主さんのもとで愛情いっぱいもらって元気に幸せに過ごしています。
 犬の問題行動は必ず原因があります。また、それは犬にとってみたら問題ではないかもしれません。
どんなに扱いにくい犬でも、人間が根気よく正しいしつけを愛情もって継続すれば良い子に育ちます。
今後も、私達は動物達としっかりと向き合い、幸せなセカンドライフのお手伝いをしていきたいと考えています。


<ご支援くださっているみなさまへ>
いつも温かいご支援をありがとうございます。
今後も、一頭でも多くの犬猫が新しい飼い主のもと幸せに暮らせるようにより一層頑張っていきたいと考えています。



「公益社団法人日本動物福祉協会CCクロ」
http://cckuro.com   
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みにゃさまのコメント

テレビを、観て いきどおりと、共感。
寂しさを感じました。

by 高橋敦 2018-11-06 19:03