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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

猫グッズ企画

2020年08月31日

猫部とミュージアム部がコラボ! 猫のアートを楽しむハンカチ

みにゃさま、こんにちは。

フェリシモ猫部とフェリシモミュージアム部がコラボレーションした、「アートハンカチコレクション〈猫〉の会」の販売が8月18日から開始しております。


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絵画ピックアップのテーマはずばり「猫」!
数ある西洋絵画の中から、猫が描かれた6作品をセレクトし、美しくプリントしたハンカチのコレクションです。ただ猫が登場する作品ではなく、フェリシモ猫部部員がミュージアム部の企画担当さんと一緒に、さまざまな時代で愛された猫のようすが楽しめる作品を厳選しました。


フェリシモミュージアム部とは?

fmu.jpg アートやミュージアムが大好きなフェリシモ社員が集まる社内部活動。 みなさまに、美術館や博物館をもっと楽しめるためのヒントをお届けしたり、ミュージアムグッズの企画のお手伝いをしたりしています。
⇒ ミュージアム部WEBサイトはこちら

ルノワールにゴーギャン、ロートレックまで。猫を愛した画家たち
さっそく厳選の6作品をご紹介します。有名画家の隠れた名作や、19世紀当時に人気を博した猫の肖像作品まで、バリエーション豊富にラインナップ。

また、今回のキャンバスとなるハンカチの小さなこだわりポイントは、パイピングのカラー。作中の猫の瞳や毛色からアクセントカラーをピックアップして、作品を活かしながら猫的エッセンスと配色を効かせました。注目してくださいね。


①ロナー・ニップ × 白子猫
Henriette Ronner-Knip, Curiosity, by1909, Private Collection

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猫の肖像画家で人気を博したベルギー人女性画家、ロナー・ニップの《好奇心》。綿のようにふわふわの白い毛と、子猫特有の青い瞳、キトン・ブルーが美しい子猫は虫に夢中。数々の勲章を受けた、愛らしくもリアルな写実描写は、飼い猫がのびのび駆け回ったり眠ったりする姿を見るためのガラスの小部屋をしつらえてしまうほどの、画家の観察眼と猫愛のたまものです。


ジュリアス・アダム × キジ白&茶トラ猫
Julius Adam,Ⅱ, Two kittens, by1913, Private Collection


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キャッツ・アダムという二つ名で知られるほど、猫の肖像画家として人気を博したドイツの画家、ジュリアス・アダムの《二匹の子猫》。兄弟猫のキトン・ブルーの瞳の色から、生後6週間ごろまでの子猫が描かれていると考えられます。瞳と同色のブランケットが効果的に配され、画面に華やかな彩りを与えています。


③メアリー・カサット × 茶トラ猫
Mary Cassatt, Sara Holding A Cat,1908, Private Collection


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「母子像の画家」とも呼ばれる、アメリカ人女性印象派画家、メアリー・カサットの《猫を抱くサラ》。少女が子猫を愛おしそうに見つめるのと同じまなざしで、思わずわたしたちもこの作品に目を細めてしまうような、温かい気持ちになる作品です。じっとしていない少女と子猫のほほえましい姿を画家が素早く写し取ったのでしょう、大ぶりな筆のタッチが残っています。


④ルノワール × キジ白猫
Pierre-Auguste Renoir, Julie Manet with cat, 1887, Musée d'Orsay


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印象派で一、二を争う猫好き画家、ルノワールの名作も外せません。少女に体をあずけ、リラックスしたキジ白猫の様子からは、少女との信頼関係がうかがえます。猫の毛にさりげなくも効果的に用いられたキーカラー、マスタード・イエローをパイピングに使いました。モデルの少女、ジュリー・マネは、「近代絵画の父」とも呼ばれるマネの弟の娘。当時9歳のジュリー自身も長じて画家となります。


⑤ゴーギャン × 茶白猫
Paul Gauguin, Mimi and her Cat, 1890, Private Collection


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ポスト印象派の画家、ゴーギャンにも猫を描いた作品が数点あります。《ミミと猫》はあまり広くは知られていない、ハンカチよりも小さい作品ですが、浮世絵のように色面を輪郭線で囲む「クロワゾニズム」のゴーギャンらしい様式が見られます。女の子は好奇心旺盛に両手を伸ばして猫をつかんでいますが、茶白の猫は、うんざりしつつもやれやれといった気だるいようすで、なされるままに伸びています。簡素に洗練された表現の中で、猫と少女の関係性が見事に描かれています。


⑥ロートレック × キジトラ猫
Henri de Toulouse-Lautrec, Kitty Minette, 1894, Private Collection


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どこか余裕を漂わせる華やかなたたずまい、コケティッシュな魅力のある表情、うす暗い場所にいることをうかがわせる卵型の瞳孔、グリーンとレッドの配色があでやかなふかふかソファ......。もしかしたらこのキジトラの長毛猫「ミネット」は、パリ・モンマルトルの有名なキャバレー、ロートレックが愛し・通い・描き続けた、『ムーラン・ルージュ』の猫かもしれません。確たる裏付けがなくとも、作品を見るにつけ想像が膨らんでしまいます。

みなさんの飼い猫と同じ柄や、好きな画家、お気に入りの猫はいたでしょうか? 好奇心旺盛に遊んだり、飼い主になついたり......。いずれも画家から猫へのあたたかいまなざしが伝わる作品ばかりです。


知って、飾って、持ち歩いて。猫とアートを最大限に楽しもう

せっかくの美しい作品をたっぷり味わえるように、飾る楽しみ、日々使う楽しみ、知る楽しみを込めてお届けします。

ハンカチをぴったりサイズで飾れる「ペーパーフレーム」、画家の情報や作品の見どころを知る「解説カード」、まるで美術館のように作品名を飾ることのできる「英字キャプションカード」の3点も一緒にお届け。届いてそのまま飾れるセットです。

猫好きさんへの贈り物にもよろこんでもらえそう。

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おうちのいろいろなところに気軽に飾って楽しめるよう、セットのペーパーフレームの仕様にもこだわりました。壁掛けはもちろん、裏面のスタンドを立てて飾ることもできる2-WAY仕様になっています。

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壁に穴を空けずに、棚の上などのちょっとしたスペースに置くことができます。デスクの上に飾るのもおすすめ。かわいい猫の姿がいつでも目に入れば、やる気がアップしたり、しあわせな気持ちで仕事に取り組めそうな気がしますよね。

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もちろん、ハンカチとしての実用性もばっちり。
観賞用と実用のいいとこ取りをするために、裏表で異なる生地を使い分けています。ハンカチの表側は、筆のタッチまで見えるように布はく地に最大限再現プリント。裏側は、綿100%の気持ちいいふかふかパイルで、日常遣いいにもぴったりです。

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6種類の猫作品をコレクションして、おうちギャラリーをオープン!

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1ヵ月に1種類ずつコレクションし、半年かけて全6種類のハンカチをコンプリートする予約コレクション。猫たちのかわいい姿を愛でながら、集めていくほどに美術鑑賞の楽しみを深めてくださいね。

10月25日までご予約受け付け中です。 気になってくださった方はお早めにチェックしてください!

猫部×ミュージアム部 アートハンカチコレクション〈猫〉の会
月1セット ¥1,100(+10% ¥1,206)
(→うち33円は「フェリシモの猫基金」として飼い主のいない動物の保護と里親探し活動、野良猫の過剰繁殖防止活動などに運用されます。基金活動の詳細はこちら
※お届け順はフェリシモにおまかせください。
※6回予約コレクションのアイテムです。
※お申し込み締め切り:2020年10月25日
※詳しくは「初めての方へ・お買い物ガイド」をご確認ください。

▼第1弾、フェルメールやモネ、ゴッホの作品を楽しめる「ミュージアム部 アートハンカチコレクション〈青〉の会」の紹介はこちら。〈青〉のハンカチは1枚からのお試し購入も可能です。ぜひ合わせてチェックしてみてくださいね。

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