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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2017年10月05日

「特定非営利活動法人 HEART」さまの活動レポート(2016-17後期)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:徳島県徳島市

この度は、ご支援いただきまして本当にありがとうございます。今回、私たちがレスキューした動物達の中で幾つかご報告させていただきます。

一つは、飼育放棄された6匹トイプードルです。この子達は、独居老人が施設に入ったため、一月間家の中に放置されていました。この子達は、たまたま郵便屋さんに発見され、放置さていたことがわかりました。

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放置されていた家の内部

私たちに保護の依頼をされた方は、こちらの家の近所の方でした。
老人には娘が二人いて、双方とも県外に嫁いおりました。依頼者の知人でもあり、連絡したところ彼女らは、「死ぬ迄放置しといてほしい、関わりたくない」とのことでした。
私たちは、直ちに行政機関の協力を得て法的な問題をクリアしてこの放置されていたトイプードル6匹中4匹を無事保護いたしました。

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保護した時のプードル

残念ながら残りの1匹は既に餓死し、もう1匹は衰弱が酷く亡くなりました。
現在、既に保護した4匹のうち2匹は、新しい家族のところへもらわれていき、残りの2匹も元気に新しい家族との出会いを施設で待っています。

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現在のプードル

 もう一つは、お寺にいた親子の猫達です。お寺の住職より仔猫が生まれているとの連絡を受けレスキューすることとなりました。
仔猫は生後3週ほどで親猫はお寺に迷い込んできたノラの猫でした。親猫は、飼育放棄をしているようでした。

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保護時の仔猫達

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現在の仔猫

私達は、4匹の仔猫を保護しミルクから育て、もう直ぐ月齢2ヶ月くらいになります。近々里親探しを始める予定です。
また、お寺には、この母猫を含め数匹の猫が居着いていました。
私たちは住職に、これ以上猫が増えないようTNRの相談を持ちかけ、お寺の猫達のTNRを行いました。
しばらく、仔猫が生まれることはないと思いますが、お寺という場所なので住職に猫の数を管理していただき、もし知らない猫が現れたら、また、TNRをするという合意をえました。
 上記は、今季前半でレスキューした動物達のエピソードのうちの二つになります。今季前半は、犬猫合わせて35頭の保護し、21頭を里子に出しました。


<ご支援くださっているみなさまへ>
ご支援いただきまして本当にありがとうございます。
昨今、殺処分ゼロという言葉を沢山耳にいたしますが、私たちは、これを現実にするためには、如何に収容される動物を減少させるかが大切だと考えております。
これからも、収容される動物を減らすため、保護、教育に力を注いでいきたいと思います。
 最後に、ご存知の通り私たちの活動は皆様の支援なしでは到底不可能なことです。そして、私達が保護している動物達は、私達ではなく私たちを支援してくれる方が保護しているものだと常々考えております。
これからも、不幸な動物達を救うため、そして無くすため、皆様の思いを担う役目に私たちをお選びいただければ幸いに存じます。



「特定非営利活動法人 HEART」
www.heart-tokushima.com
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