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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2017年09月20日

「人と犬猫との共生を考える ハッピーテール」さまの活動レポート(2016-17後期)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:主に長野県南部

猫の保護活動をしていると本当にたくさんの方のご協力があって活動できているんだといつも感じます。
同志であるハッピーテールのメンバー。相談者を取り巻く近所の方たち。
そしていつも私たちの活動を応援してくださっている皆様。
そういう後押しがあって初めて一歩を踏み出せます。
私たちの主な活動としてTNR活動や治療の必要な子の保護と治療。
そして月一回の譲渡会での里親さん探しです。

皆様に支えられ長期治療をしているサム君のお話を。
サム君はハッピーテールメンバーの家に表れた子猫でした。
その容姿はサバトラで大変可愛らしいので、すぐに希望者さんが現れるよと軽く考えていたのですが体調がおもわしくありませでした。
初期検査(エイズ白血病など)では なにも問題はなかったのですが誤飲の恐れがある。ということで開腹手術をしました。
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異物は発見されませんでしたが相変わらず吐くので別の病院で診察をしてもらうと血小板の異常と食物アレルギーを指摘され食事療法と血管が詰まらないようにサプリメントを飲むようになりました。
それからは月に一回の血液検査をして経過をみました。
手術代や検査等で高額の治療費がかかってしまったのですがご支援金のおかげでずいぶんと助けていただき乗り切ることができました。
ありがとうござました!
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おかげさまで先日の血液検査で 血小板の数値も正常になったのでやっと里親募集をかけられます。
保護から実に7ヶ月も経ってしまいました。
これから 本当の幸せ探しを始めます。

ハンデのある子猫たちも里親様と幸せに暮らしています。

秋のある日、ハッピーテールに寄せられた相談者と協力し親猫不妊手術をする約束で一部費用ご負担いただき5匹の子猫を保護しました。
2匹は協力ボランティアさんから里親様へ譲渡され、残る3匹のうちキジ白2匹(ダイとゲン)は軽い風邪症状と白黒一匹(ボン)は片目の眼球が潰れた状態でケアが必要でした。

片目の処置を今後どうして行くか相談者と話しましたがそれ以上の費用は出せないとの事。
それでも最善を尽くそうとボンに毎日点眼と投薬をしていると、次の診察の時なんと眼球が形を取り戻していました。
それからしばらく治療を続けると外見では分からないほどに回復。
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幸運なことにキジ白のゲンと一緒に、片目が悪くても家に来て欲しいと言って下さる里親様に譲渡会で出会い、迎えていただきました。
先住猫のこはるちゃんにも受け入れてもらい楽しく暮らしています。
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そして最後に残ったキジ白のダイも優しい里親様のところへ貰われ先住猫のニャー太郎君と幸せに暮らしていたのですが・・・心臓に疾患があることが後になって判明。
それでも里親様はダイの病気と向き合い動物病院へ何度も通い詳細な検査をしてくださって、その上で去勢手術が受けられる事になりました。
これからもずっと愛情たっぷりで幸せに暮らしていってくれると思います。
ハンデや病気のある猫たちにも愛情を沢山注いで下さる里親様に出会えたこと、皆様に感謝しています。
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<ご支援くださっているみなさまへ>
ご支援くださった皆様、フェリシモ様、いつもありがとうございます。
皆様のご支援が大きな励みになっております。
私達は長野県の小さなグループですが協力しあいひとりひとりできる範囲でやっております。
今後とも人と動物が幸せに暮らせるように地道に活動していきますので、応援していただけますようよろしくお願い申し上げます。



「人と犬猫との共生を考える ハッピーテール」
http://happytaillove.web.fc2.com/
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