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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2017年02月07日

「特定非営利活動法人C.O.N」さまの活動レポート(2016-17前期)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:尼崎市

◆相次ぐ多頭飼育崩壊

『猫が飼えなくなったので、引き取ってもらえないか?』
『猫が増えすぎて飼えなくなった。』
今年に入って、そんな相談が相次いでいます。

平成28年3月以降で6件の相談が入り
飼えなくなったという猫の数は、全部で105頭。

どのケースも不妊手術をしておらず、
次々子猫が産まれ、20匹、30匹・・・40匹という数になっていました。

飼い主が既に入院し、猫は室内に取り残されたまま、
猫たちが何匹生き残っているか分からないというSOSもありました。

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(多頭飼育崩壊現場)

ただちに、猫たちを一時保護し、不妊手術とワクチン、血液検査など
必要な医療を受けさせることができましたが、
何より大変だったのは、そのあと、猫たちをどこで保護するか・・でした。
尼崎市の動物愛護センターで猫を収容できる頭数は、わずか10頭。
ボランティアさんの所は、どこも満杯です。

やむを得ない状況のもと、緊急保護が必要な43頭を、スタッフで手分けをして保護し、
新たな飼い主を探すため『猫の譲渡会』を開催するところまで、何とかこぎ着けました。

◆3つの想い

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(譲渡会チラシ)

譲渡会を始めるにあたり
スタッフには3つの強い想いがありました。

一つは、生きる場所を失くした
『猫たちの命をつなぐ』こと。

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(譲渡会参加の猫さん)

二つ目は
『飼い主に捨てられる』
猫たちが二度とこんな目にあわないように、
『責任ある猫との暮らし』を伝えていくこと。

私たちは、相次ぐ多頭飼育崩壊の現場に直面し、
一層、不妊手術の重要性を
伝えていかなければと思っています。

C.O.N-161130-4.jpg
(譲渡会、愛護センター職員さんと子供たちに説明)

そして、3つ目
地域猫活動や猫のなんでも相談会、
ふるさと納税「動物愛護基金」や譲渡会など
これからも、地域社会の中に、人と猫が
「ともに生きる」しくみをつくっていきたいと思います。

始めたばかりの小さな譲渡会ですが、大変多くの皆様にご来場いただいています。
動物愛護センターに収容中の猫たちもパネル参加していて、
里親希望の方には、センターの職員さんが受付をしてくれます。
少しずつですが、猫たちが良き飼い主に巡りあうことができて、
スタッフ一同、幸せに思っています。

今後も譲渡会は定期的に開催していきます。
当会ブログでご報告いたしますのでご覧になってください。
http://ameblo.jp/cat-operation-net/

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(譲渡会展示パネル 愛護センターに収容中の猫たち)


<ご支援くださっているみなさまへ>
フェリシモ基金を通じ、いつもご支援をいただき、心から感謝を申し上げます。
皆さんのご支援でつないでいただいている命を、人と動物が「共にいきる」社会へ
しっかりつなげていきたいと思います。今後も応援をどうぞよろしくお願いいたします。



「特定非営利活動法人C.O.N」
http://ameblo.jp/cat-operation-net/
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