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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2017年01月30日

「NPO法人 キャットネットかまくら」さまの活動レポート(2016-17前期)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:鎌倉市内 横浜市 藤沢市 逗子市 葉山町 三浦市 茅ヶ崎市

猫レスキュー その1 4頭の幼猫救護(2016/06/05)

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「明日から民家の解体作業が始まるが、仔猫達が隠れている気配があり、救助作業が必要かもしれないので立ち会って欲しい」と、解体業者の女性スタッフからの連絡。 
キャットネット本部から約90分の神奈川県相模原市南橋本の現場で朝8時に待ち合わせたが30分前に到着し、事前調査開始。
しかし猫の動きは感じられず時間だけが経ち、解体作業が始まる。
連絡をくれた女性スタッフも協力してくれて、猫の居どころが判明したのは10時頃。
最初に見えたのは縁側に置かれた木箱の下からはみ出た仔猫の白い足の先端。足先に触るとスッと引っ込み生存を確認。木箱を動かした所、4週齢程の幼猫4頭が四方に逃げ惑う中、3頭は手掴みで確保出来たが、1頭が縁側下に入り込み、見失う。
しばらくすると外壁の内側を動く気配があり、大胆にその外壁を取り外すと仔猫がびっくりした様子で固まっていた所を確保。 
この後も時間をかけて4頭以外の母猫も含めた猫の所在を確かめたが確認出来ずに断念。
保護した4頭の仔猫達は現場から直接鎌倉のいつものペットクリニックで診察と処置を受けた後、報告者自宅で保護開始。
順調に生育し、8/12にオス2頭、9/2にメス1頭、9/4に残るオス1頭を里親さんにお渡ししました。
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内1頭の画像:動物好きのお兄さんに迎えられて

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2頭目のミケを抱くお兄さん

猫レスキュー その2 JR大船駅近くを流れる2級河川:柏尾川に流れ込む雨水路支流から猫救出(2016/10/02~10/03)

今回のレスキューは、昨年10/25の川床からの猫救出現場から約1km上流で、この柏尾川に流れ込む水路の支流から「たまたま散歩中に猫の鳴き声が聞こえて、約2mの深さの雨水路をのぞいたら、水面脇のコンクリート床に猫が見えた。
自力で上がれる場所では無く、このままでは雨が降ればコンクリート床は水没してしまうので、助け出して欲しい」との連絡を受けた。
目標物に乏しく、電話でのやり取りでは土地勘の無い場所なので場所の特定に時間がかかったが、先ずはロープと捕獲器を用意して日没(17:15頃)30分前に現場着。
通報者が目撃した場所で鳴き声と共に猫の姿を見たが夕闇が迫り、ようやく捕獲器を降ろしてセット出来た。
この後捕獲の確認のために、通報者が2時間おきに現場見回りしてくれたが捕獲出来ず、翌朝10/03の8時から、円型柄付きネットとキャットフードを持って川底を捜索。
発見現場から下流約100mで支流に1mの落差で流れ落ちるが、その手前20m程で猫を発見。
幼猫である事は判ったが3m位まで近づいたら猛ダッシュで脇を通り過ぎて上流の行き止まり発見現場まで行ってしまった。
この後2回程同じ様に足元を通り抜けられたが、さすがの猫もくたびれた様子で、逃げる距離も短くなり、3回目でようやくネットで捕獲。
急ぎいつものペットクリニックで診察と処置をお願いたが、5週齢と思われる白黒ブチのメスで必要だったのは蚤取りだけ。
とりあえずは栄養状態に注意して保護開始

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くつろぐ保護猫 
10月末現在、猫風邪の症状が出た為に抗生剤を投与しています。


<ご支援くださっているみなさまへ>
猫達の救護・TNR等の活動に対して、皆様からご支援を頂き本当に有難うございます。
ヒト社会の中で生きている動物達にヒトが関心を持ち、起きて来る現象に出来るだけ早く対処する事で、 動物を犠牲にしない共存社会が成立っていくのでは無いでしょうか。
私達は猫に特化して活動し、ヒトと猫の関係の理想的な状態実現を目指しています。

是非今後とも、動物保護活動する多くの仲間へのご支援を宜しくお願いいたします。



「NPO法人 キャットネットかまくら」
www.catnet-kamakura.jp
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