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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

さくらねこブログ

2016年12月22日

第三回 大学猫シンポジウム

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第一回にも参加させていただいた大学猫シンポジウムにお邪魔させていただきました。

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今回10を超える大学が参加され、盛り上がっています。
これから社会に出ていく学生さんたちが地域猫活動や地域(キャンパス)での合意形成について考え、活動をされているということはすごく頼もしく感じますね。
そして、各大学が活動を共有したり意見交換をするのがこの場なのです!

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活動内容の報告。
やり方は学校で様々ですが、こちらは時間を決めて2人以上で回られるそうです。
時間を決めることは、猫さんも決まった時間にここに来ればご飯を食べられるという感じで生活が安定し個体管理にもつながるためですが、複数名での給餌については一人が作業をしている時にカラスが餌や容器を持って行ったりしないように、とのことだそうです。
その場所の環境によってやり方はいろいろですね。

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そして、興味深かったのは「地域猫活動も最終的には排除なのでは」という意見です。
正解がない問題だからこそ色々な意見が出ます。
その地域の環境、時代背景などいろいろな要素があって最適なかかわり方は違っているのだなと感じました。 「全頭避妊去勢をしていずれはゼロにしていく」という前提のもとに活動が認められている団体から、大学の案内にも猫さんが載っているほど共生しているような所。
大学だけをとってみても関わり方は様々です。
動物が苦手な人と合意形成をするには「居なくなるための活動」を掲げることはとても分かり易いことなのでしょうけど、それだけが選択肢ではないとも言えます。(難しい場合が多いとは思いますが・・・)
一方でスライドにもある「許容」の範囲は動物の問題に限らず、昔に比べて狭くなっているのは一つの時代背景でしょうね。
以前に聞いた「サザエさんちのタマは自由に外を歩いても近所の人に怒られない。近所付き合いが成り立っているから。」という言葉は印象に残っています。

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フリーペーパーもありがたくいただきました!
明日は朝からねこ島にお出かけです。

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今日は実家に帰って謎の多い猫、新太郎さんと寝るとしましょうb


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さくらねこブログライター紹介

ねこせんせい

猫サポーター見習い。猫に産まれて来る予定が人間に産まれてきたため、今は猫さんたちに生かされています。地域猫活動の認知が広まって、不幸な猫さんが減りますように!そして、次こそ猫に産まれますように。

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