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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2016年12月01日

「認定特定非営利活動法人アニマルレフュージ関西」さまの活動レポート(2016-17前期)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:大阪府豊能郡

2016年9月、急逝した独居男性の親族から電話相談を受けました。
親族が、独居親族の飼育していた犬たちの件で保健所に相談したところ、アークを紹介されたとのことでした。
亡くなった独居男性が飼っていたという犬たちの健康状態や飼育状況も分からない状態であったため、早速レスキューに現場へと向かいました。
玄関先にはすでに生後1ヶ月ほどの子犬がもぞもぞと動いており、他の成犬たちもみな、毛むくじゃら状態のプードルミックスたちでした。
家中にトイレシートは敷かれているものの、衛生状態も悪く、悪臭も立ちこめていました。飼育されていた成犬8匹と子犬3匹の併せて11頭を保護しました。

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独居男性が急逝し、取り残されたプードルミックスたち。
近年このような引き取り依頼が急増しています。

順番にトリミング、手術、ワクチン接種などを受け、10月には里親会にもデビュー。うち3匹は順調に里親さんが決まりました。

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多頭飼育のために、避妊・去勢手術などの必要な医療処置、衛生管理等が立ち行かなくなるケースも。

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新しい家族を見つけるための準備が始まります。

毎年、春と秋に開催している「猫だらけ里親会」を9月にも開催しました。
いつもは犬中心の里親会ですが、この日は犬2匹と子猫12匹で参加。
環境の変化にもストレスのかかりにくい人懐い子猫たちはいつものように初めての場所でも元気いっぱいでした。

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今年も引き取り依頼の多かった子猫たち。

10月12日から18日までの1週間、うめだ阪急百貨店にて開催された「英国フェア2016」に2年ぶり、 3回目となるブース出展をいたしました。
会場は1日中、来訪者の足が途絶えることのない、大変人気の高いイベントで、今年も大変たくさんの方にブースにお越しいただくことができました。
里親会や慈善団体のイベントなどにご参加いただく方の多くはすでに活動に興味を持っていただいているため、啓蒙活動を進めていくために今後も様々なイベントに定期的に参加したいと考えております。

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期間中は連日、たくさんのお客様にお越しいただき、ブースは大盛況となりました。


<ご支援くださっているみなさまへ>
いつもあたたかいご支援を賜り、本当にありがとうございます。
夏頃より引き取り依頼の相談が急増しておりますが、その多くは今回のレスキューのようにご高齢の独居の飼い主が死去したり、入院・施設入所が決まったり、認知症になり面倒がみられなくなったというケースです。単身で生活する方が増え、寂しさを紛らわせるためにペットを飼うことを検討される方も今後も増えると予測されますが、仕事の異動やご自身に万が一のことがあった際に飼っていたペットがどうなるかという点をご本人だけでなく、ご親族の方にも考えていただけるように今後も啓発活動をして参りたいと思っております。



「認定特定非営利活動法人アニマルレフュージ関西」
http://www.arkbark.net/
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