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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2016年10月25日

「公益財団法人 日本アニマルトラスト」さまの活動レポート

フェリシモは、熊本地震の被災地域の動物保護活動の支援を目的に、当該地域で活動を行う動物愛護団体に対し、 猫部商品価格の一部である「フェリシモの猫基金」、「毎月100円 フェリシモわんにゃん基金」、 「フェリシモのお買い物ポイント"メリーポイント"による支援基金」から基金の緊急拠出を行いました。
今回はその支援先団体からの活動レポートです。

実施場所:大阪府豊能郡能勢町

当施設のスタッフが熊本の現地に拠点を置き、困っている動物、人がいないか毎日各避難所を訪問していたときのことです。
その日は雷雨が酷く、犬にとってはパニックを起こしても おかしくない天気でした。スタッフは被災者・被災犬だけでなく 脱走の可能性も考え、益城町を中心に巡回に赴いていました。
すると畑の中からひょっこり顔を出している首輪付きの犬、もんちゃんと出会いました。

nihonanimaltrust 20160929 1.jpg

もんちゃんは数日間外で生活をしていたようで、雷雨のせいもありますが体中泥だらけ、ところどころ虫に刺されたと思われる出血があったので、警察に探している方から連絡が入っていないかの確認と同時に、動物病院にてシャンプーと虫落としを行いました。
雷雨が止み数日経ちましたが警察から飼い主様の判明の連絡が入りません。大阪能勢にある当施設に車で送り届け、雨風をしのげる環境で飼い主様からの連絡を待っていました。
しばらく施設で生活していると警察から飼い主様らしき人から連絡が入ったようで、肉眼で確認していただくために、熊本へと向かいました。
熊本にて飼い主様と確認が取れ、もんちゃんは元の生活に戻ることができました。

nihonanimaltrust 20160929 2.jpg

<ご支援くださったみなさまへ>
支援してくださった皆様、本当に多大なご支援をありがとうございます。
皆様のご協力のもと私たちはもんちゃん以外にも被災されたわんちゃん猫ちゃんを保護することが できました。
今なお、倒壊してしまった家を建て直すのに時間が必要なご家庭もあり、 私たちの施設で飼い主様との再会を心待ちにしている子たちがいます。
東日本大震災で保護した子達も5年が経過した今現在も当施設生活している子達がいます。
普段の取り組みの中でも動物の保護というのは私たちの最重要使命であり、自然災害など 人の力ではどうにもならない時こそ、自分たちの役割を全うする所存です。

どうか今後とも応援を宜しくお願い致します。



「公益財団法人 日本アニマルトラスト」
http://www.happyhouse.or.jp/
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