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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2016年08月22日

「一般社団法人ちよだニャンとなる会」さまの活動レポート(2015-16後期)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:東京都千代田区内

千代田区では、2011年より猫の殺処分ゼロを実現。2016年を迎えて殺処分ゼロの継続が5年を迎えることができました。これも全国の皆様のご支援と、温かい励ましのおかげです。心より感謝申し上げます。

私共としては、日本の動物愛護を後戻りさせないためにも、必死の想いでゼロの継続にむけて活動を続けています。平日はもちろんですが、休日・夜間に万一、センターへ猫に持ち込まれた場合には当会宛に電話がくるようになっています。電話があったときには食事も途中で切り上げて駆けつけるなど、ひと時も気が抜けません。(おかげで時間のかかるコース料理を食べにいくことはなくなりました(笑)

また区内や他県で活動をされている方をはじめ、一般の方からの電話およびメールでのご相談も大変多く頂戴しています。置かれている環境等でそれぞれご相談内容はことなりますが、私共でお答えできることは可能な限りお返事しています。ご相談者様が元気を取り戻して「また頑張ります!やってみます」とおっしゃっているのを聞くと、私達も大きな元気をもらっています。

日々の活動に加えて、今年は2016年2月20日21日に千代田区と共催でチャリティイベント「ちよだ猫まつり2016」を開催しました。
おかげさまで2日間で約1万2千人の方にご来場いただきました。
イベントは、猫をモチーフとしたグッズ販売、猫をテーマとしたミニライブ、獣医師による猫との暮らし方講座、千代田区の活動発表等で小さなお子さんからシニアの皆様まで大いに盛り上がりました。
中でも、飼い主のいない猫の譲渡会には、480名の方が来場されて、2時間待ちの混雑でお帰りになった方もたくさんいらっしゃいました。

大人の猫ばかりで、社会化に時間を要した猫が中心の譲渡会でした。
約30頭の猫たちが参加しましたが、9割の猫たちに新しいご家族とのご縁を結ぶことができました。
どの猫たちも1年近く、譲渡までに時間がかかりました。
譲渡会に480名の方がいらっしゃるのは、おそらくどこの譲渡会でもないことだと思いますが、たくさんの方が大人の猫をお迎えくださることにご理解くださったことは今後の活動の大きな支えとなります。
「ちよだ猫まつり2016」は、猫も人も嬉しいチャリティイベントとなりました。

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「ちよだ猫まつり2016イベント風景:千代田区長「はじまるニャン」と渾身の挨拶」

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「譲渡会風景」

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「大人気の肉球まんじゅう」



<ご支援くださっているみなさまへ>
いつもちよだニャンとなる会をご支援いただきまして、ありがとうございます。
殺処分ゼロ5年継続となり、小さな子猫の保護が千代田区内では年に数頭となりました。
そのかわりといいますが、都心の問題として、再開発により地域猫が住めなくなり、高齢の地域猫の保護要請がふえています。大人の猫の譲渡は大変困難ではありますが、「ちよだ猫まつり2016」の譲渡会のように多くの人に来て頂くことで、譲渡を推進できることが改めてわかりました。
よりたくさんの方に、興味を持っていただいて猫達を幸せにできるよう、引き続き、頑張っていく次第です。これからも温かい応援・そしてご支援をどうぞよろしくお願い致します。ありがとうございます。



「一般社団法人ちよだニャンとなる会」
http://chiyoda-nyan.org/
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