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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2016年08月02日

「人と犬猫との共生を考える ハッピーテール」さまの活動レポート(2015-16後期)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:主に長野県南部

ご支援、本当にありがとうございます。
保護犬猫は60頭を越え色々な出来事がありますが ご支援によって救われた猫たちの事を書かせていただきます。

★たくさん食べられるしあわせ

引っ越したばかりの方が最初は慈悲の心で野良猫に餌を与え 猫が増えて行き近所から苦情を受けるようになりました。

別の人からの相談で伺った時に 不妊手術をして一生をここで過ごさせて欲しいとお願いしましたが 家主はご近所への気兼ねからか猫に愛情はなくなり 「手術の費用は出さない。 猫はつれていってほしい。」の一点張り。
三匹の猫は痩せてわずかばかりの放り投げられた餌をむさぼっていました。
お腹を満たすために焼却炉の中に入り餌を探していた灰で薄汚くなった猫を見たとき 「もうこの子達は私が引き取ります」と言っていました。

happytail_0531_03.jpg

感情のままに引き取ってしまった一也くんとすいかちゃんとめろんちゃでしたが あのままではろくに餌も貰えずまともに生きてはいけなかったでしょう。
応援して下さる皆様に避妊去勢手術とワクチン代を助けていただきました。
保護してからすでに2年がたとうとしてます。

happytail_0531_04.jpg

まだ食べ物に執着があるため三匹とも少々肥満ぎみではありますが・・・ それぞれの保護家でもう飢える事なく、たくさんごはんを食べて のんびりと里親さんを待っています。
本当にありがとうございます。

★取り残された猫たちがご縁に恵まれました

2016年3月、茅野市のある民家近接の駐車場に猫たちがたむろしている。
不妊手術をしたいという相談がありました。
よく話を聞くとどうもその近接している民家で猫を複数飼っていてまたえさやりもしていたらしい。
が民家には人の気配がしない警察も一時出入りしていて今は閉めきられている状態。

民家に取り残されている猫が居るのではないかという危惧があり ボランティアと相談者が鍵を開けてもらいゴミ屋敷となった家に入りました。

そこにはゴミに混じって痩せ細った猫が三匹生きていました。
体重は1、6キロ程度。

老夫婦が住んでいて相次いで亡くなり 猫が居ることに気付かれず施錠されてしまっていたのでした。

猫たちはストックされていた餌をたよりに一ヶ月以上がんばって生きていました。

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三匹をハッピーテールで引き取り 外の猫たちは、相談者が手術を済ませて見守っています。

引き取った二匹は人なつこく新しい家族が見つかりました。
もう一匹はボランティア宅ご縁を待っています。

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別の件でもえさやりをしていた高齢者入院後亡くなり 残された猫たちが悲劇に見舞われる事案が相次いでいます。
高齢者たちも人目をはばかってえさやりをしていたため誰も頼れないのです。
猫達のことを、案じながら病床にあり亡くなっていかれたことを思うと胸が痛みます。

このようなお年寄りの相談にのれるように活動していきたいと思っております。
活動していけるのも皆様からのご支援あってこそです。

本当にありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。


☆今後の展望

引き続き保健所でのボランティア活動と月一度の猫譲渡会を行いながら 寄せられる相談に対応しできるだけ不幸な境遇の犬猫が救われるよう活動をしていきます。
活動にはどうしても多額の費用がかかってしまいますが 皆様からのご支援金を活用させていただき また、励みにもさせていただいております。
ボランティア一同大変感謝しております。


<ご支援くださっているみなさまへ>
いつもあたたかい御支援本当にありがとうございます。
少人数のボランティアグループですが皆さまからの御支援は大きな励ましとなっております。
できる範囲ではありますが今後も行政との協働をしながら 地域の犬猫、また、関わる人のサポートにあたりたいと思っております。
今後ともよろしくお願いいたします。



「人と犬猫との共生を考える ハッピーテール」
http://happytaillove.web.fc2.com/
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