ページ内を移動するためのリンクです。
ここからメインコンテンツです

[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2016年07月06日

「認定NPO法人TSUBASA」さまの活動レポート(2015-16後期)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:埼玉県新座市

2016年に入ってから、飼い主様が亡くなられて世話人のいなくなった鳥を引き取るケースが相次いでいます。そのうち、2件は近隣の工事業者様が家主が亡くなった家で鳥カゴが残されていることに気が付き、当団体に相談をしてくださったことで鳥のレスキューができたという状況です。

NPO法人TSUBASA-5.22-1.jpg
レスキュー現場の大きな鳥かご。この時は、10羽引き取りました。

だれも当団体(TSUBASA)に相談してくださらなかったら今頃鳥たちはどうなっていたことだろう、、、と考えるだけでもぞっとします。
元の飼い主様の死亡した場合の鳥の引き取りは、鳥たちの年齢・名前・病歴もわかりませんし、引き取りにかかる検査費なども全て当団体負担となります。(通常は、手放す方が負担します)
命を繋ぐことができたことを心から嬉しく思うと同時に、運営面ではフェリシモ様を通した皆様のご支援や寄付金のありがたさを強く感じています。
病気の治療をすることもできました。

NPO法人TSUBASA-5.22-2.jpg

NPO法人TSUBASA-5.22-3.jpg

NPO法人TSUBASA-5.22-4.jpg
・飼い主が死亡し、いつからカイセン症だったかわからない鳥の治療写真
(治療経過)


NPO法人TSUBASA-5.22-5.jpg
・元気になった鳥たち

※カイセン症というダニに由来する病気で、皮膚が盛り上がってかゆみが伴う状況でした。現在は完治しています。

飼い主様が亡くなられた場合、鳥たちがどんな飼い方をされていたかわからないことも多いですが、今回は可愛がられていたことが伺えます。
手への恐怖心の無さや、引き取る時に入っていたケージにつけられたおもちゃなどからそれを窺い知ることができます。
結果として、緊急引き取りとなったことから一歩間違えば鳥たちは死んでいたかもしれません。
飼い主は命にきちんと責任を持てなかったという見方もあるかもしれませんが、独居の方などは不測の事態に陥った際、動物のことまで一緒に考えてくださる方がいません。
今回は、大変ありがたいことに第三者の方がSOSの声を発してくださいましたが通常であれば我々の目の届かない場所で失われていく命には、対処することができません。
今後は、より鳥のレスキューという活動が人目に触れるよう周知も心がけていきたいと思っております。
皆様のご支援がTSUBASAの活動を支えてくださっています。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。


<ご支援くださっているみなさまへ>
いつも応援ありがとうございます。
これからも、応援したいと思っていただける活動になるよう邁進してまいります。
今後ともどうぞ、よろしくお願いいたします!



「認定NPO法人TSUBASA」
http://www.tsubasa.ne.jp/
  • ツイート
  • いいね!

みにゃさまのコメント

以前メリーポイントを里親探しの団体に寄付した際にTSUBASAへの支援をお願いした一人として御礼申し上げます。生き物の保護にはお金がかかります。沢山の方に周知され応援して頂けると大変ありがたいです。

by 小田恵子 2016-07-07 01:17

前述の小田様同様、私もTSUBASAさんへの支援をお願いした1人です。
相対数からすれば当たり前なのですが、犬猫の保護団体は多いけれど、鳥の保護団体が少ない。だからこそ、TSUBASAさんへの寄付は鳥好きとして嬉しい限りです。
個人でレスキューするには限界があります。だからこそ、専門知識を持った保護団体様方には頭が下がるばかりです。
少ないですが、コツコツと寄付を続けますので、飼い主さんの手を放れなければならなかった子達を宜しくお願いします。

by 弥月 2016-07-16 21:55