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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

お知らせ

2016年05月09日

【PR】映画『世界から猫が消えたなら』猫部員の試写会レポート♪

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原作・川村元気氏によるベストセラー小説『世界から猫が消えたなら』が待望の映画化!というわけで、猫が消えたら生きる希望が見いだせません!な、猫部員が試写会に行ってきました。

【あらすじ】
主人公の「僕」は30歳の郵便配達員。「キャベツ」という名の猫と暮らす平凡な男性。しかしある日、突然の頭痛から「脳腫瘍」が発覚し、余命はあとわずかと告げられる。命の終わりを受け入れられない「僕」の前に現れたのは、自分にそっくりな「悪魔」と名乗る謎の男、さらに男は「僕」の寿命を延ばせるある取引を提案するが......。
「悪魔」との取引によって、少しずつ変わっていく世界の中で、「僕」の命に向き合う日々が始まった......。

と、ちょっぴりシリアスなこの物語ですが、独特のノスタルジックな空気感や美しいロケーションに心地よく引き込まれて、気づいたら主人公と一緒に記憶の旅をしているような不思議な感覚に......。そして、次々に思い起される「僕」の愛おしく、切ない記憶の断片に思わずホロリ。あぁ、私にも忘れちゃいけない大切な記憶があったはず...!と無性に卒業アルバムとかを見返したくなるような、そんな気持ちになりました。(大抵見て後悔するんですけどね)

そしてこの映画、猫部的に見逃せないのは登場する猫さんたちです。幼少猫から成猫までいろんな猫さんが登場するのですが、どの猫さんもかわいい♡のはもちろんのこと、それぞれの役どころを押さえたしぐさや表情が自然にできていて、終始お客さんを魅了していました。とくに「キャベツ」を演じた猫さんは佐藤健さんにとってもなついていて息もぴったり! 信頼関係が見ているこちらにも伝わってきて、ストーリーの鍵となる"二人の歴史"をからだひとつで(?)見事に表現しきっていました。

物語は「僕」の目線で語られますが、きっと誰にでもあてはまるメッセージがたくさん詰まったこの映画!見終わった後には、自分にとって本当に大事なものってなんだっけと、ふと立ち止まってみたくなるような作品です。そして日々私たちを癒してくれる猫さんたちにも、もっともっと感謝をしないといけないな~!と気持ちを新たにした猫部員なのでした。

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公式HP
http://www.sekaneko.com/index.html


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みにゃさまのコメント

新書版から文庫本になり、早速原作読みました。僕目線で語られる内容も文章も読みやすくあっという間に読了。一人の人生と家族が心情豊かに語られ、最後はほんとに涙、涙・・。
佐藤健くんと宮崎あおいさんもぴったりだと思います。映画も楽しみにしています。

by あずにゃん 2016-05-10 13:51