[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

みにゃさまこんにちは。フェリシモ猫部スタッフです。 フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、毎月ひと口１００円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体のひとつ「ハッピーテール」さまより活動レポートが届きました。

(実施期間：2013年6月1日～11月30日)
(実施場所：長野県南部)

ハッピーテールは「不幸な犬猫たちを減らしたい！」という思いで集まった、少人数の民間のボランティアグループです。

保健所へ収容された犬猫の世話や里親さがし、野良猫避妊去勢手術の助成制度をもうけています。
困っている方からの相談を受け、アドバイスをしながら多頭飼いのお宅へ出向いて捕獲から手術までの手伝いなど、常に人手が足りない状況ながら行っています。
応援して下さる皆さんからのあたたかいお言葉やご寄付によって支えられ、励まされながら、日々地道な活動を続けています。

★現在の保護頭数：犬7頭、猫52頭。
★6月～12月の新たな保護数は犬3頭、猫は25頭。
★譲渡された保護犬1頭、保護猫は6頭
★譲渡会で一般参加の猫の譲渡数26頭
★亡くなってしまった犬が2頭、猫が0頭でした。

【毎月開催している猫の譲渡会】

多い時には30頭以上の猫が参加します。一般の方が保護された猫も参加できます。忙しいボランティア達の貴重な情報交換の場でもあり、同時に犬猫の飼い方のアドバイス等も行っています。

【保健所へ収容された眉毛犬】

ハッピーテールが入っている保健所に迷い犬として収容されたこの犬、マジックのようなもので眉毛が書いてある・・・
とてもフレンドリーなこの仔に眉毛を書いたであろう飼い主は現れず、それに追い討ちをかけるように、子宮蓄膿症であることが判明。保健所に入っているボランティアさんが獣医に見せて下さり、急遽手術となりました。
その後まゆげ犬は回復し、術後のケアも行ってくれるという優しい方の家族として迎えられました。まゆげ犬の手術費用は、保健所ボランティアで分担しハッピーテールからも一部出させて頂きました。

【ある山道の高齢者多頭飼い繁殖現場】

ハッピーテールにメールで県外の方から依頼があり依頼者も同伴で、冬期閉鎖されるある市の山道へ一匹の子猫を探しにいきました。残念ながらその子猫を発見することはできなかったのですが、子猫を探すうち、犬猫を多頭飼いしているお宅を発見。猫16匹、犬10匹（うち2匹は子犬）で、そのお宅に住む高齢男性に話をしても自ら避妊去勢手術をする気はなく、子犬はハッピーテールで引取り、猫は真冬までに雌だけでも手術をすませることとしました。費用はこの仔たちに使ってほしいとハッピーテールにご寄付いただいた分と、助成金から出させて頂きました。
山奥まで何度も通って猫を捕獲→病院へ→リリースの作業を行ってくれた地元ボランティアさんも大変な作業だったことと思います。

＜ご支援くださっているみなさまへ＞

ハッピーテールは、一匹でも犬や猫を救いたいという気持ちを胸にグループのひとりひとりが活動しています。辛いこともありますが応援して下さる方のお言葉でまた前に進むことができます。フェリシモ様よりのご寄付は、保護犬猫のフード代や医療費、保健所の犬猫の医療費にも一部使わせて頂きました。大変ありがたく感謝しております。
今後とも、ハッピーテールやボランティアスタッフの応援をよろしくお願いいたします。

「団体名　ハッピーテール」
http://happytaillove.web.fc2.com